台湾客家語
臺灣客家話、臺灣客話
toi? van? hag? ga? ngi?, toi? van? hag? fa
Thoi-van Hak-ka-ngi, Thoi-van Hak-Fa
話される国 中華民国(台湾)
地域 台湾
桃園市、新竹県、新竹市、苗栗県、花蓮県、台中市、屏東県、高雄市など
話者数237万[1]
言語系統シナ・チベット語族
シナ語派
客家語
粤台方言(一部)、海陸方言(一部)
台湾客家語
表記体系漢字、白話字、客家語?音方案(中国語版)
公的地位
公用語 台湾 (国家語)
統制機関 中華民国客家委員会
言語コード
ISO 639-3?
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発音記号
標準中国語
漢語?音Taiw?n Keji?y?
注音符号??? ?? ???? ??? ??? ??
客家語
客家語?音toi? van? hag? ga? ngi?
Thoi-van Hak-ka-ngi
粤語
粤?Toi4waan1 Haak3gaa1jyu5
?南語
?南語白話字Tai-oan Kheh-ka-gu
台湾語ローマ字Tai-uan Kheh-ka-gu
台湾客話
繁体字 臺灣客話
簡体字 台湾客?
発音記号
標準中国語
漢語?音Taiw?n Kehua
注音符号??? ?? ??? ????
客家語
客家語?音toi? van? hag? fa
Thoi-van Hak-Fa
粤語
粤?Toi4waan1 Haak3waa6-2
?南語
?南語白話字Tai-oan Kheh-?e
台湾語ローマ字Tai-uan Kheh-u?
台湾客家語(たいわんはっかご)は、台湾の客家人が用いる客家語の総称である。 台湾客家語の各方言は、その多くが清代に台湾に移住した客家人それぞれの方言に由来するものであり、出身地によって以下のように分類される。 現代の台湾客家語のうち、主要な方言として四県腔、海陸腔、大埔腔、饒平腔、詔安腔の5つの方言が挙げられる。また、中華民国教育部では初等教育における教科書[2]や『客家語?音方案使用手冊』[3]など、四県腔から別に南四県腔を独立した方言として計上する場合もある。 2016年に客家委員会が行った調査によれば、台湾の客家人のうち何らかの客家語方言を話す事の出来る人は全体の87.7%に上る。このうち22.0%が2種類の方言を、12.1%が3種類以上の方言を用いる事ができると回答している[4]。各方言の話者割合は以下の通り[4]。
下位分類
主要方言
四県腔:58.4%
海陸腔:44.8%
南四県腔:7.3%
大埔腔:4.1%
饒平腔:2.6%
詔安腔:1.7%
その他の方言:1.7%
四県腔「zh:四縣腔」も参照
声調は6種類(陰平調、陰上調、陰入調、去声調、陽平調、陽入調。四県腔では去声に陰陽の区別はない)。
台湾客家語では最も話者数の多い方言であり、鉄道駅や列車内のアナウンスなどで用いられるなど、台湾客家語の標準的な発音となっている。
分布は以下の通り。
桃園市:中?区、平鎮区、楊梅区(一部)、龍潭区
新竹県:関西鎮(一部)、峨眉郷(一部)
苗栗県「山線」地域:苗栗市、造橋郷、公館郷、頭?市 (一部)、南庄郷(一部)、三湾郷、大湖郷、銅鑼郷、三義郷、西湖郷、頭屋郷、卓蘭鎮(大部分)、通霄鎮(一部)、後龍鎮(一部)
六堆(中国語版)地区屏東県:竹田郷、万巒郷、内埔郷、長治郷、麟洛郷、新?郷、佳冬郷、高樹郷高雄市:美濃区、杉林区、六亀区
台東県:池上郷、関山鎮、鹿野郷、成功鎮、太麻里郷、卑南郷
花蓮県:吉安郷、花蓮市、富里郷
四県腔は苗栗県で最も広くかつ常用されており、苗栗県公館郷あたりが標準と考えられている事から、苗栗腔と呼称される事もあるが、実際には苗栗県のみならず広く各地で用いられているため実際にこの名称を用いる事は少ない。 六堆
南四県腔
海陸腔「zh:海陸客家語」も参照
海陸腔 [hoi? liug? kiong?]は、清朝期の広東省恵州府に属していた海豊県 [hoi? fung?]および陸豊県[liuk? fung?]の2県[注釈 3](現在の汕尾市海豊県・陸豊市・陸河県および掲陽市掲西県・普寧市・恵来県のそれぞれ一部[6])の客家語方言をルーツとする[注釈 4]。