台北捷運
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台北捷運
Taipei Metro

台北市西門町の西門駅
基本情報
中華民国台湾
所在地 台北市
 新北市
 桃園市[注 1]
種類都市鉄道、空港連絡鉄道
開業1996年
所有者台北市政府
運営者台北大衆捷運股?有限公司
公式サイトhttps://www.metro.taipei/
詳細情報
総延長距離路線総延長:152 km[1]
営業路線:146.2 km[1]
路線数6路線
駅数131駅[1][注 2]
輸送人員1031,711,9186人(2023年[2]
1日利用者数8,867,518人(2023年平均[2]
軌間高運量、中運量鉄輪:1,435 mm(標準軌[3]
中運量ゴムタイヤ:中心線間隔1,880 mm
電化方式直流750 V第三軌条方式
最高速度80 km/h
(文湖線:70 km/h)
路線図

台北捷運路線図
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台北捷運
各種表記
繁体字:臺北捷運
(臺北都會區大?捷運系統)
?音:Taib?i Jieyun
(Taib?i D?huiq? Dazhong Jieyun Xit?ng)
通用?音:Taib?i Jieyun
(Taib?i Duhueicyu Dajhong Jieyun Sit?ng)
注音符号:??? ??? ???? ???
(??? ??? ?? ???? ?? ??? ???? ?一?? ??? ??? ????)
ラテン字:T'ai2-pei3 Chieh2-yun4
(T'ai2-pei3 Tu1-hui4-ch'u1 Ta4-chung4 Chieh2-yun4 Hsi4-t'ung3)
発音:タイペイジェユィン
(タイペイ ドゥホゥイチュー ダァヂォン ジェユィン シートォン)
台湾語白話字:Tai-pak Chiat-?n
(Tai-pak To・-h?e-khu To?-chiong Chia?t-?n H?-thong)
客家語白話字:Thoi-pet Chia?p-yun
(Thoi-pet Tu-voi-khi Thai-zung Chia?p-yun He-thung)
日本語漢音読み:たいほくしょううん
(たいほくとかいくたいしゅうしょううんけいとう)
日本語慣用読み:タイペイしょううん
(タイペイとかいくたいしゅうしょううんけいとう)
英文:Taipei MRT
metro Taipei
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台北捷運(タイペイしょううん)は、中華民国の首都台北市及び、その周辺の新北市板橋区土城区永和区中和区新荘区淡水区三重区蘆洲区新荘区などの慢性的な交通渋滞を緩和する為に設置された捷運地下鉄新交通システム)。正式名称は台北都会区大衆捷運系統(Taipei Rapid Transit System)。台北大衆捷運股?有限公司によって運営されている。呼称としては、北捷、台北MRT、台北地下鉄もしくは台北メトロなどがある。
概要

当初は全ての路線が自動案内軌条式旅客輸送システム(AGT)で運用される事になっていたが後に見直され、地下鉄・地上線(高架区間)・自動案内軌条式旅客輸送システムによる交通体系が構築された。文山線および内湖線文湖線)のみ自動案内軌条式旅客輸送システム(フランスVALシステムを採用)で、その他の路線は、地下鉄と高架区間(軌間1435mm、第三軌条集電方式)である。

現在も、台北市信義区新北市中和区永和区で捷運路線を建設中であり、今後10年以内で台北市と周辺都市のほぼ全域で鉄道ネットワークが完成することになる。また、台北車站板橋南港松山の各駅で、台湾鉄路管理局西部幹線台湾高速鉄道(松山を除く)に接続している。

車内の駅名アナウンスは、各言語を平等に扱う法令の存在から、国語北京語)・英語台湾語客家語の4種で放送される(元々は、国語、台湾語、客家語、英語の順番であったが、外国人観光客対応として、2015年12月7日より改められた)。ただし、英語以外に関しては、国語と台湾語で表記が異なる駅(台大医院駅、台湾語では医院ではなく病院と表記)、地域の慣習から国語と異なる発音の駅(三重駅)等もある。

中国語と英語を母語としない国の観光客数で日本人が最多であることから、2018年8月より一部主要駅で日本語での到着駅案内が追加されたが[4]、駅間の短さも相まって放送が長すぎるとの声もある[5]。案内放送は高雄捷運のように乗り換え路線の案内はなく、上記4ヶ国語の最後に駅名(例えば台北101/世貿は『たいぺいいちまるいち せかいぼうえきセンター』[5][注 3])だけがアナウンスされる。

2023年8月1日からは、近年急増している韓国人観光客向けに、英語以外の外国語では日本語に続き、韓国語の案内が追加された。また、既存の日本語の案内についても、放送する対象駅が追加された。

なお、改札口に黄線で示されている制限エリア内や車内での飲食・喫煙は禁止されており過料の対象となる[6]。また、改札内にあるトイレは改札外からでも利用でき、窓口の係員にその旨を申し出れば入場料なしでトイレを貸りることができる[7]

2007年5月1日より、中正紀念堂駅古亭駅剣潭駅及び市政府駅の4駅でIC乗車券(トークン)の使用を開始し[8]、順次全駅の自動改札機、および自動券売機を全面的に交換し、完全にIC化された。

2016年10月より、それまで非公式に使われてきた駅ナンバリングを運行系統ごとに再編したうえで、ラインカラーの頭文字+2桁の数字に統一したものを正式採用。台北ユニバーシアードを控えた翌年夏までに順次導入することなり[9]、2017年5月に全路線全駅で切り替えが完了した[10]2017年1月から車内ドア上の電光案内表示も行先や英語での到着駅表示のときに駅番号とそれまでの中文表記の英訳からラインカラーによる路線案内に切り替わっている[11][12]。(板南線台北車站での例:Taipei Main Station BL12、Transfer Station for the Red Line, TRA, HSR or Taoyuan Airport MRT.(以前は"Tamsui-Xinyi Line")、行先はBL 頂埔、BL Dingpuで固定表示)

2005年から着手していたホームドアの全117駅への設置は2018年9月末に完了した[13]

2020年2月1日より無記名を含むIC乗車カードでの一律20%割引が廃止となり、利用者の月間利用回数に応じた割引が適用される[14]。(後述
路線一覧台北捷運路線図
台北捷運

路線区間キロ程備考
BR
文湖線文山線動物園 - 中山国中10.9 km旧1木柵線、旧番はBR13-BR02
内湖線中山国中 - 南港展覧館14.8 km旧1、旧番はBR2-BR1-B1-B11


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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