環状線(かんじょうせん)は、台北捷運および新北捷運の路線。事業者については後段帰属の節を参照。
環状線
新埔民生駅付近の列車
基本情報
現況一部着工中
国 台湾
所在地新北市(1期開業時点)
路線網台北捷運
起点大坪林駅
終点新北産業園区駅
駅数42(西環段14)
路線記号Y
路線色黄色
開業西環段
2020年1月31日
運営移管2023年5月23日(台北捷運→新北捷運)
所有者新北市政府
(業務代行)台北市政府捷運工程局
運営者台北捷運公司(2020-2023)
新北捷運公司(2023-)
路線諸元
路線距離49.18 km(西環段15.2km)
軌間1,435 mm
電化方式直流750V
最高速度80 km/h
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環状線
各種表記
繁体字:環?線
簡体字:?状?
?音:Huanzhuang Xian
通用?音:Huanjhuang Sian
注音符号:???????? ????
発音:ファンヂュアンシェン
台湾語白話字:Khoan-ch?ng-soa?
客家語白話字:Fan-chhong-sien
日本語漢音読み:かんじょうせん
英文:Circular line
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停車場・施設・接続路線
凡例
0.0Y07 大坪林
←■新店線→
Y08 十四張
Y09 秀朗橋
Y10 景平
Y11 景安
←■中和線→
←■万大樹林線→
Y12 中和
Y13 橋和
Y14 中原
Y15 板新
←■台湾高速鉄道→
←■縦貫線→
Y16 板橋 板橋客運站
←■板橋線→
Y17 新埔民生
←■新莊線→
Y18 頭前庄
Y19 幸福
Y20 新北産業園区
台北市士林区・中山区・内湖区・松山区・信義区・文山区と新北市新店区・中和区・板橋区・新荘区・五股区・蘆洲区・三重区を結ぶ。台北市と新北市の各区を環状線状に連絡することで、台北市から周辺都市へ放射線状に伸びる他の路線とを接続する計画である。1987年に最初の計画が始動するも1993年と1999年の二度にわたって中央政府によって退けられ、2000年代に再始動[1]。その後約10年に渡る工期を経て2020年1月に第1期区間が開業した。 軌道は標準軌の鉄輪式だが無人運転システムが採用され、イタリアのアンサルドブレーダ(現・日立レール)の車両が投入されている。4つの区間で構成され、放射状に広がる複数の既存および建設中の路線に接続する。 2011年に建設された第1段階西環段(大坪林駅 - 新北産業園区駅)として、新店区・中和区・板橋区・新荘区を東西に横断する鉄道路線が2020年に開業した。第1段階 (西環段15.8 km、総事業費約699億NT$[2]) は起点の大坪林を除いて高架線。第2段階(北環段14.93km・南環段5.73km、総事業費約1,377億NT$[2])と南北線の代替となる第3段階(東環段13.12km、総事業費約922億NT$[2])は地下線とされる予定である。東環段は文湖線の輸送量逼迫など年々交通事情が悪化する内湖科技園区の通勤事情改善と、東西方向に偏る副都心の信義区内軌道交通を改善すべく構想され、かつては2000年代にHSSTによる路線構想(信義HSST
概要
中和区内2.61kmの区間は市道106号線(板南路および中山路)が狭小なことから複線高架橋が採用できず、単線2層の高架橋(上層が東行き、下層が西行き)が架設され、この区間に含まれる中和・橋和・中原の3駅が二重高架駅となったほか[4]、中原駅西方や景平 - 景安間では並行する台64線(八里新店快速道路)の高架道路の上下線間に橋脚が設置され、さらに上方に高架桁が架設されている。