内湖線
内湖線大湖公園駅 - 葫洲駅間
基本情報
路線網台北捷運
起点中山国中駅
終点南港展覧館駅
駅数13駅
開業2009年7月4日
路線諸元
路線距離14.8 km
軌間1,880 mm
線路数複線
電化方式直流750V 第三軌条方式
最高速度70 km/h
路線図
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停車場・施設・接続路線
凡例
←基隆河→
■環状線国立故宮博物院
■環状線下塔悠方面
内湖線
各種表記
繁体字:?湖線
簡体字:内湖?
?音:Neihu Xian
注音符号:??? ??? ????
発音:ネイホゥーシェン
台湾語白話字:L?i o soa?
日本語漢音読み:ないこせん
英文:Neihu Line
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内湖線の台北捷運CITYFLO650型電聯車(中山国中駅台北松山空港方にて)
内湖線(ないこせん)は、台湾台北市中心部から台北松山空港や内湖地区を経由して南港地区へ向かう台北捷運の路線。2009年7月4日に開業した[1]、木柵線と同じく新交通システムで、■文湖線として相互直通運転している。 全線の料金はNT$20~NT$35であるが[2]、2009年7月25日 - 2010年6月30日に悠遊カードで利用すると、36%引き (NT$12 - NT$22) の特別割引を受けることができた(通常の悠遊カード利用時の割引率は20%であった(現在は利用回数によるキャッシュバックシステムに移行))。 中山国中 内湖線は木柵線と同様に中規模の旅客輸送を想定し、路線の大部分が高架式で計画された。当初は沿線住民より大規模輸送が可能な地下方式での建設要望が提出されたが、建設コストと線路予定地の問題から政府側より反対意見が出された。 その後2000年台北市議会が正式に高架式中規模輸送手段としての内湖線の建設を決定、2001年8月1日には松山機場駅が追加され、現在の建設計画が確定した。 しかし内湖地区の地下配管が複雑であること、事前の地質調査よりも軟弱な地盤であった事が後日判明する等の問題が生じ、当初の2008年開業予定を2009年7月に延期して開業した。
路線データ
駅数:13
軌間:1,880 mm
電気方式:直流750 V(第三軌条方式)
複線区間:全線
地下区間:剣南路駅 - 中山国中駅直前
高架区間:南港展覧館駅 - 剣南路駅、中山国中駅付近
走行方向:右側通行
運賃
区間運賃
20松山機場
2020大直
252020剣南路
25252020西湖
2525202020港?
302520202020文徳
30302520202020内湖
3030252520202020大湖公園
353030252520202020葫洲
30353025252520202020東湖
3035303025252520202020南港軟体園区
303030302525252520202020南港展覧館
沿革
1990年4月7日 - 内湖線11箇所の駅位置及び路線が確定
1992年2月21日 - 行政院公共工程督導会が南港経貿園区に2駅設置することを承認
1993年:行政院による計画認可を受ける
1993年6月30日 - 捷運局が台北松山空港への公共輸送についての調査、その後松山機場駅計画が否決される
1993年8月20日 - 捷運局より1994年中に着工、1998年の開通計画を発表
1993年9月28日 - 木柵線にて火災事故発生、交通部が内湖線の全ての作業の中止を指示
1993年10月9日 - 代理捷運局長廖慶隆により内湖線の中規模輸送計画の破棄と大規模輸送への昇格を発表、捷運局進による民間意見調査を開始
1993年12月18日 - 廖慶隆は台北市議会議長陳健治(内湖区選出)及び市長黄大洲
1994年1月8日 - 黄大洲より中規模輸送計画支持の表明
1994年8月23日 - 捷運局が内湖線の中規模輸送計画の採用を表明。住民による大規模輸送計画への変更運動が行なわれる。
1995年1月23日 - 捷運局長ケ乃光がマトラー方式の採用を表明
1995年5月6日 - 陳水扁市長より輸送規模問題を技術問題に限定するよう指示が出される
1996年5月 - 内湖線に関する公聴会を6回開催。大規模輸送方式への支持という結果が出される。
1996年7月 - 台北市が住民との意見調整を行う
1997年4月16日 - 台北市議会が大規模輸送方式の採用を条件に予算凍結を解除。林陵三捷運局長もこれに同意する。
1999年5月:再度公聴会を3回開催するも、大規模輸送方式の採用が主流となる。
2000年5月10日 - 台北市政会議で内湖線の建設計画を元来の中規模輸送計画として決定。