召喚教師リアルバウトハイスクール
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召喚教師リアルバウトハイスクール
ジャンル
学園[1]コメディ[1]
アクション[1]ファンタジー[2]
小説
著者雑賀礼史
イラストいのうえ空
出版社富士見書房
掲載誌月刊ドラゴンマガジン
レーベル富士見ファンタジア文庫
刊行期間1997年1月20日 - 2010年7月17日
巻数全27巻(本編19巻+EX編5巻+ED編+3巻)
小説
著者雑賀礼史
イラストいのうえ空
出版社富士見書房
レーベル富士見ファンタジア文庫
刊行期間2019年6月20日 -
巻数既刊2巻(2019年6月現在)
漫画:リアルバウトハイスクール
原作・原案など雑賀礼史
作画いのうえ空
出版社角川書店
掲載誌月刊コミックドラゴン
レーベル角川コミックスドラゴンJr.
発表号1998年12月号 - 2003年4月号
巻数全6巻
アニメ:SAMURAI GIRL リアルバウトハイスクール
原作雑賀礼史
監督東海林真一
シリーズ構成松井亜弥
キャラクターデザイン後藤圭二
音楽安田毅
アニメーション制作GONZO
製作Kファイト実行委員会
放送局キッズステーション(他、放送局参照)
放送期間2001年7月30日 - 10月22日
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『召喚教師リアルバウトハイスクール』(しょうかんきょうしリアルバウトハイスクール)は、雑賀礼史による日本ライトノベル。イラストはいのうえ空が担当している。富士見ファンタジア文庫富士見書房)より1997年1月から刊行されている。
概要

当初、『月刊ドラゴンマガジン』にて連載、その後書き下ろしとして富士見ファンタジア文庫から刊行されていた雑賀礼史による小説、またそれを原作とするいのうえ空による漫画作品。さらに小説、漫画を原作としてアニメ作品『SAMURAI GIRL リアルバウトハイスクール』(サムライガール リアルバウトハイスクール)が製作された。原作では普段は高校教師をしていて時折異次元に召喚される格闘家南雲慶一郎が主人公であるが、外伝小説アーリー・デイズ編(通称、ED編)、漫画およびアニメの主人公は剣術使いの御剣涼子であることが異なる。そのため、漫画でのタイトルは「召喚教師」を外したリアルバウトハイスクールとなる。小説には本編以外に番外編(通称、EX編)と本編の半年前の出来事を書いたED編がある。なお、小説の本編については、2010年7月に発表された第19巻において14年における長期シリーズが完結した。

シリーズ完結から5年経った、2015年7月から富士見書房の無料小説サイト「ファンタジアBeyond」にて、本編の十数年後を描く続編『真リアルバウトハイスクール-Double Dagger-』の連載が開始したが、中断している。作者によれば既に脱稿済みとのことで文庫化が決定しているとされていたが、2019年6月20日に「真リアルバウトハイスクールXX(ダブルエックス)」として2冊が同時刊行された。真は新刊の新と主人公・真紅郎の真をかけたもの、XXとは第19巻に続く第20巻を意味している。XXがタイムリープを題材にしており、ほぼ同じ期間を何度送り返すため、XXは永遠に第20巻であり、サブタイトルのみ変わっていくという仕様である、とあとがきで語られている
あらすじ

時は1996年。海外で流浪の旅を続けていた南雲慶一郎は、母校・大門高校の恩師である藤堂からの依頼で教師として日本に帰ることになった。日本に帰国直後、ソルバニアの巫女・レイハに呼ばれて封魔獣を倒し、再び元の世界に戻った直後の現場を偶然通りすがった御剣涼子に見られて一悶着を起こす。

かつて世話になった鬼塚家で再び居候をすることになった慶一郎は大門高校の2年B組の担任に就任。そのクラスには涼子の他にも、学校一の問題児であり、藤堂が認める格闘センスを持つ男・草g静馬がいた。
登場人物
主要人物
南雲 慶一郎(なぐも けいいちろう)
本編の主人公。「幻の格闘家」「地上最強の格闘家」「伝説の番長」などの異名を持つ。大門高校2年B組担任・
英語IIA教諭。29歳、身長204cm、体重104kgの巨漢[3]仙術気功闘法「神威の拳」の使い手であり、天の属性を持つ神気「龍気」を操る。人間の範疇を超えた戦闘力を持ち、生徒には「等身大の光の巨人(または怪獣orロボ)」「変身しなくても変身後と同じ戦闘力を持つヒーロー」などと評される。神威の拳による気功砲「天覇龍鳳拳」で地上からスパイ衛星を撃墜する、といった人間離れした芸当を披露するエピソードもある。とある資産家の妾腹の子として生まれる。母・景子は誕生と同時に死亡、家政婦の原以知子(当時は篠岡)に育てられるも5歳の時、本妻の妊娠が発覚すると同時に別宅を追いだされる事になり、迎えに来た祖母・千鶴と共に文字通り「身一つ」で出て行った。その時の経験から「自分は誰からも必要とされない、ならだれにも頼らずに生きて行こう」と考えるようになる。その後7年ほどの間、祖母が亡くなるまで武術の基礎を叩きこまれながら過ごし、祖母の死後は知人であった鬼塚鉄斎の家に居候しながら四葉中学・大門高校にて学校生活を送る。この頃鉄斎の娘である美咲と出会った事が慶一郎にとって最も大切な思い出となった。大門高校卒業後は大阪の外語大に進学。枚方に移り住み「神威の拳」の伝承者・東方流玄と出会い、師事した。大学卒業後、日本を出て西回りで世界を旅していたが、1995年のクリスマス・イブ、ニューヨーク暗黒街の非合法格闘大会に参加し最後のスペシャル・マッチで主催者ウィラード・ゲイツに勝利、配下の報復の銃弾が命中する寸前「鬼神召喚士レイハ」によって異世界ソルバニアに召喚される。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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