古高松
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古高松地区
ふるたかまつ
日本
地方四国地方
都道府県香川県
自治体高松市
旧自治体木田郡古高松村
面積12.83km²
世帯数9,057世帯
総人口21,412人( ⇒登録人口、2012年10月1日現在)
人口密度1,668.9人/km²
隣接地区高松市屋島地区
高松市木太地区
高松市牟礼地区
高松市前田地区、高松市川添地区
高松市役所古高松出張所

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所在地〒761-0104
香川県高松市高松町10番地20
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古高松(ふるたかまつ)は香川県高松市東部にある一地区で、高松市役所古高松出張所の管内。春日町、新田町、高松町の3町からなる。かつては全域が「木田郡古高松村」(ふるたかまつむら)として存在し、1940年昭和15年)2月11日に高松市に編入された。

隣接する屋島地区潟元駅周辺地区を中心として屋島地区と一体化し、8つある高松都市圏の地域拠点の1つを形成する。
地理

地区は高松市北東部に位置し、屋島屋島地区)の内陸に位置する。人口は2010年時点で2万1188人(男1万144人/女1万1044人)で、世帯数は8859世帯である[1]。面積は12.83km2と、昭和期に高松市と合併した地区としては広い面積を持つ[2]。人口密度は1平方キロメートルあたり1668.9人。高松市中心部とは独立した拠点性のある市街地を有するが、都市としては高松市中心部と連続したベッドタウンとしての性格がある。

この地区の住民は他の高松市内の住民に対して便宜的に自らの出身を「屋島」と名乗ることがある。それは地理的に屋島地区と近く、生活圏を共有しているなどの親和性からや「屋島」の知名度の方が全国的に圧倒的に高いうえにJR屋島駅が地区内にあるため、位置が想像しやすいなどの理由がある。それは屋島地区に近ければ近いほど顕著であり、特に高松町を中心によく見られるが、いずれも正確には古高松地区の一部であり屋島地区ではない。
地形

全域が高松平野の一部であるが、地区の南東側には標高280.1mの前田山、そこから北東に向かって100m - 200m級の山が連続しており、高松平野はここで終了する。また香川県道272号高松志度線によってそれらの山を越え牟礼地区を経由することにより、交通量の多い国道11号を迂回してさぬき市志度地区へ抜けることが出来る。

地区の北は相引川を隔てて屋島地区に面しており、連続した市街地を形成している。地区の西端には春日川、その東側には新川が流れており、それらに挟まれた三角州に当たる一帯が春日町である。ここは周辺に比べて土地が低いため、特に高潮など水害の被害を受けやすい一帯でもある。

香川県の典型的な平野の特徴として、この地区でも平野部及び前田山山麓に沿うように渇水対策のため池が多数存在する。

山:前田山(標高280.1m)

川:新川、春日川、相引川

湖沼:尾池、菱の池、谷池、長尾池、小山池、新池、鮫池、久米池

屋島の景観麓から見た屋島

高松市のシンボルである屋島は南北に細長く、日常的に高松市民は山の上が平たい屋根のような形を見慣れている。しかし、屋島の麓である屋島地区やお膝元であるこの古高松地区からは、細長い屋島の断面を見るような構図になるため、平べったいとか細長い印象はほとんど無い。また、地区から見える屋島の南端は頂上付近の崖がむき出しになっており、地区民が日常的に見る屋島の景観は大多数の高松市民のそれとは大きく異なっている。
人口

2002年(平成14年)20,696人
2003年(平成15年)20,528人
2004年(平成16年)20,440人
2005年(平成17年)20,582人
2006年(平成18年)20,936人
2007年(平成19年)21,066人
2008年(平成20年)21,108人
2009年(平成21年)21,156人
2010年(平成22年)21,188人

高松市 / 登録人口10月1日時点)

隣接する地域

高松市屋島地区
高松市木太地区高松市牟礼地区
   高松市古高松地区   

高松市川添地区 高松市前田地区

高松市古高松出張所管内

春日町 761-0101

新田町甲 761-0102

新田町乙 761-0103

高松町 761-0104

歴史

この地区は古くから港町として開けた地域であり、地区名は現在に至る市名「高松」の起こりである。高松市編入以降はJR屋島駅を中心として高松市中心部への交通の便に恵まれていた為、地区内で住宅地や工場の造成が始まり、戦後にかけて高松市東部のベッドタウンとして人口が急増した。
年表

高松市編入以前は「古高松村」を参照

1940年昭和15年)2月11日 - 木田郡古高松村高松市に合併(高松市第4次合併)。

旧大字の区域を継承した高松町、春日町、新田町の3町を設置。

古高松尋常小学校が高松市立古高松尋常小学校に改称。


1956年昭和31年)9月30日 - 高松市第5次合併に伴う市域拡大により「古高松出張所」開所。高松市古高松地区成立。

1969年昭和44年)12月25日 - 国道11号高松北バイパス(現・国道11号本線)高松町 - 亀井町開通。

1980年昭和55年)4月1日 - 高松市立古高松南小学校開校。古高松小学校から校区分割。

町名の変遷

実施後実施年月日実施前
高松町昭和15年2月11日大字古高松
春日町大字春日
新田町大字新田

住宅地

高松町北部に商店、住宅が密集した市街地を形成しており、東部の山沿いの高台には住宅地が開発されている。

新田町と春日町のいずれも北部は農業地帯の中に郊外型小売店のほか新興住宅地が立地している。
経済

高松市の平均と比較して第一次産業(-1.0%)及び第三次産業従事者(-1.5%)の割合が低く、第二次産業従事者(+2.5%)の割合が高くなっている。
第一次産業

就業者数:244人、構成比:2.5%(2005年国勢調査)
[3]

地区内には南部と西部を中心に多くの農地が存在し、主に稲作を中心とした農業が行われている。地区南部は多くが農業地帯として水田が広がっている。
第二次産業

就業者数:2130人、構成比:21.9%(2005年国勢調査)
[3]

高松市中心部に近いことや、その割には郊外地域のため土地が確保しやすいことから多くの企業の事業拠点や生産拠点が位置している。新田町と春日町のいずれも北部は工場などが立地している。

一体化した屋島地区と共に高松都市圏拠点市街地の一つであるため、高松市及び香川県を拠点とする企業の事業所が多く置かれているが、知名度の高さからその多くは屋島支店や屋島営業所など「屋島」を名乗っていることが多い。


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