古賀紗理那
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古賀 紗理那
Sarina Koga


2017年撮影
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1996-05-21) 1996年5月21日(28歳)
出身地熊本県菊池郡大津町
ラテン文字Sarina Koga
身長180cm
体重66kg
血液型B[1]
選手情報
所属NECレッドロケッツ
背番号2
愛称サリナ
ポジションOH
指高232cm
利き手右[1]
スパイク305cm
ブロック290cm[1]
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古賀 紗理那(こが さりな、1996年〈平成8年〉5月21日 - )は、日本の女子バレーボール選手。V.LEAGUE DIVISION1のNECレッドロケッツに所属している。
来歴

佐賀県神埼郡吉野ヶ里町出身[2][3]。6歳のときに父の転勤のため熊本県菊池郡大津町へ引越した(2021年現在、プロフィールでは後者を出身地としている)。小学2年生のとき、母と「アタックNO.1(実写版)」の影響を受けバレーボールを始めた[1]

小学2年生当時は地元のバレーボール教室でバレーをしていたが、強豪チームと対戦したことをきっかけに自らの意志で強豪チームへ移籍。小学5、6年生の時には全日本バレーボール小学生大会(全国大会)へ出場した。
大津町立大津中学校 時代

地元の大津町立大津中学校に進学。2011年8月、3年生の時に出場した「全日本中学校バレーボール選手権大会」で3位入賞し、古賀自身も優秀選手選出。同年12月に開催された「JOCジュニアオリンピックカップ」ではJOC・JVAカップとオリンピック有望選手に選出された。このときにはすでに古賀の名前は全国区に広がっていた。中学入学時点で166cmだった身長は卒業時点で180cmにまで成長していた[4][5][6]
熊本信愛女学院高等学校 時代

中学時代の実績から当然全国の強豪校から声がかかったものの、実姉が通っていたバレーボールの強豪・熊本信愛女学院高校に進学。同学在籍時はキャプテンを務めていた。

2012年10月、高校1年生のときに「第9回アジアユース選手権」の代表メンバーに選出。古賀は今大会でMVPとベストスコアラーを同時に受賞する活躍を見せ、日本チームの4連覇に大きく貢献[7][8]

2013年1月、「第65回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー2013)」では同学ベスト4進出に大きく貢献し、古賀は優秀選手賞を受賞[9][10]

2013年4月、高校2年生のときに日本代表メンバーに初選出され、同年5月のヨーロッパ遠征に参加[11][12]

2013年6月7日、「イタリア4カ国対抗国際女子バレーボール大会(ALASSIO CUP2013)」において途中出場を記録し、弱冠16歳にして日本代表デビューを果たす[13]

2013年7月28日-8月1日に渡り福岡県久留米市で開催された「平成25年度全国高等学校総合体育大会」では熊本信愛女学院高等学校を準優勝に導き、古賀はベスト6と優秀選手賞を同時に受賞[6][14][15][16][17][18][19]

2013年10月5-12日にわたってメキシコティフアナおよびメヒカリで開催される「第1回世界U23女子バレーボール選手権」の代表メンバー12名にチーム最年少の17歳で選出された。古賀は今大会の全7試合中3試合にスターティングメンバーとして出場し、攻撃の中心選手としてチームを牽引。ベストアウトサイドヒッターを受賞するほどの活躍を見せ、日本チームの3位入賞に大きく貢献した[20][21][22]

2014年6月、「東京オリンピック」の強化指定選手である「Team CORE」のメンバー8名に選出された[6][23]

2014年8月に開催された「全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ)」では決勝まで駒を進めるも、古賀と同じく東京オリンピック強化指定選手に選出された宮部藍梨(当時1年生)を擁する大阪の金蘭会高等学校に敗北する。

高校最後の大会となった「全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)」では学校チームを優先するため日本代表合宿のオファーを断って臨んだものの、古賀とレギュラーメンバーを含む部員4名がインフルエンザに罹患し、出場不可となるアクシデントにも見舞われ、エースの白井美沙紀を擁する神奈川の大和南高等学校に2回戦で敗退。高校在学中の日本一は叶わなかった。
NECレッドロケッツ 時代

2015年1月23日、NECレッドロケッツへの入団内定が発表された。古賀は将来を有望視されていた選手であったこともあり、当時はVリーグの8チームによる争奪戦が繰り広げられた[24]。古賀は、「NECはチームの雰囲気もよく、チームワークに優れていると感じ、自分もそのようなチームでバレーボールを楽しみたいと思いました。」とコメントした[25]

2015年2月15日に行われた「V・プレミアリーグ女子2014/15 レギュラーラウンド(対デンソーエアリービーズ戦)」に途中出場し、アタックで1得点をあげVリーグデビューを果たした[26]。ファイナルの久光製薬戦では途中出場ながらも13得点をあげ ⇒[1]、10年ぶりのリーグ制覇に貢献した ⇒[2]

2015年7月3日-26日まで開催される「FIVBワールドグランプリ2015」の代表メンバー25名に選出された。古賀は今大会の予選を含む14試合中10試合にスターティングメンバーとして出場。若手ながら攻撃面でチームの中核を担う活躍を見せたものの、高い中盤以降は格上相手に主導権を奪えない試合が続き、今大会の最終順位を6位で終えた[27][28]。監督の眞鍋政義は、サイドの選手で一番良かったと評し、キャプテンの木村沙織は、若手の古賀と宮部藍梨がチームを引っ張ってくれたとコメントした[27]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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