古物
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この項目では、古物や中古品(英語: used goodsあるいはsecond hand goods)について説明しています。

日本文学史の時代区分の「中古」については「中古 (時代区分)」をご覧ください。

アメリカ合衆国のロックバンド「The used」については「ザ・ユーズド (バンド)」をご覧ください。

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この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2016年9月)

古物(こぶつ、: used goodsあるいはsecond-hand goods[注 1])とは、

一度使用した品物[1]。既に誰かによって使われたことのあるもの。「中古(ちゅうこ)」や「中古品(ちゅうこひん)」といい、あるいは外来語でセコハン(second hand)やユーズド(used)ともしばしばいう。新品の対義語(反対語)。

使い古したもの[1]

(法律用語)一度使用した物品、または未使用品でも使用のためにすでに取引されたことがある物品、またはそのような物品に若干の手入れをしたもの[2]

概説

たいていの物品に関して中古品が売買されている。小さなものではアクセサリーから、大きいものではバス船舶住宅など、さまざまな物の中古品が個人的に売買されたり、業者が業として売買している。

なお2010年代の後半あたりから、1960?1970年代に製造された製品について、「レトロフューチャー」「新奇なもの」と受け取られることが増え、「未来的なデザインの製品」や「来なかった(またはまだ来ていない)未来的デザイン」として愛好する若者が増えてきた。そのため1960年代や70年代の物品類を蒐集する若い愛好家が増え、またレストアした物品を高値で販売する業者も現れるようになった。
法律用語の「古物」と「古物商」

日本において法律上の古物は、古物営業法第2条で次のように定義される

一度使用された物品(鑑賞的美術品及び商品券乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類(船舶航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で政令で定めるものを除く。以下同じ。)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう。

古物については、同法施行規則第2条で次のような分類がある。
美術品類(書画彫刻、工芸品等)

衣類和服類、洋服類、その他の衣料品)

時計・宝飾品類(時計眼鏡宝石類、装身具類、貴金属類等)

自動車(その部分品を含む。)

自動二輪車及び原動機付自転車(これらの部分品を含む。)

自転車類(その部分品を含む。)

写真機類(写真機、光学器等)

事務機器類(レジスタータイプライター、計算機、謄写機、ワードプロセッサファクシミリ装置、事務用電子計算機ビジネスフォン等)

機械工具類(電機類工作機械土木機械、化学機械、工具等)

道具類(家具、じゅう器、運動用具、楽器磁気記録媒体、蓄音機用レコード、磁気的方法又は光学的方法により音、影像又はプログラムを記録した物等)

皮革・ゴム製品類(カバン等)

書籍

金券類(商品券乗車券及び郵便切手並びに古物営業法施行令 (平成七年政令第三百二十六号)第一条 各号に規定する証票その他の物をいう。)

法令上は、航空機、鉄道車両、大型船舶、大型機械や不動産は「古物」ではないが、本項目では、一般に中古品市場が形成されているものを扱う(金券類は扱わない)。

なお、一般に、反復継続して古物の売買取引を行う場合には、古物商許可を取る必要がある。詳細は「古物商」を参照
工業製品全般について

ほとんどの工業製品が中古品として売買されている。

それぞれのジャンルごとに専門業者もいる。ジャンルごと、商品ごとに中古品の性質も異なるので、商習慣も異なる。

大抵は中古品価格は新品価格よりも安くなるが、いわゆる根強い「ファン」がいるのに製造中止となってしまった製品などは高価に売買される場合もある。

なお、パソコンやスマートフォンなどのIT家電、中古車などの類を中心に、中小企業NPOワーカーズコープなどの小規模の法人向けにリース・レンタル契約を結んでいたのちに、その契約期間終了をもって返却された商品を、「リースアップ品」ないしは「レンタルアップ品」として改めて中古品としてメンテナンス・修理をしたうえで格安で販売するものもある。[3]
自動車詳細は「中古車」を参照

中古車を扱う専門の業者があり、業者のための市場があり、店頭に中古車を並べ、展示・販売している。個人がメルカリヤフオクなどで自分が使用した自動車を売買するということも広く行われるようになっている。

希少な車種や、長年に渡り人気の車種については、どれほど手間をかけても修理・レストアするということも行われている。レストアを専門とする業者によっても行われているが、また熱心な個人によってもレストアが行われており、テレビ番組の『名車再生!クラシックカー・ディーラーズ』は長年に渡り世界各国で放送(再放送)されている。
オートバイ

オートバイの中古だけを扱っている専門業者も全国展開している。また普通のオートバイ販売店が、新品のと並行して「中古」と表示して販売していることも多い。
衣類

誰かがすでに着た服は古着(ふるぎ)という。業者は一般には「古着屋」などという。メルカリなどでもさかんに取引されている。若い女性が「服はメルカリで中古で買って、数回着て、同じ値段でメルカリで売る」ことも増えている
ベビー用品、キッズ用品

子の成長とともに2?3年ほどで使えなくなるものが多く、中古品が大量に流通している。

ベビーベッドは必要な期間はかなり短く、「どうせ短い期間しか使わないから」と中古品(やリース品)がしばしば利用される。

幼児用の玩具類も、次第に入れ替わり、子が興味を示さなくなった玩具は中古品として放出される。

子供服も1?2年ほどでサイズが合わなくなるので、大量に取引されている。
家具

普通の中古家具とアンティークに大別される。

普通の中古家具は、転居転勤などこ際に発生する。各街にある小さなリサイクルショップ(古物商)でも売買されており、ハードオフトレジャーファクトリーでも扱っている。

アンティーク家具に関しては、ヨーロッパやアメリカでは根強いファンが多く専門業者が多数いる。日本でも(ヨーロッパやアメリカほどではないが)「アンティーク家具」を扱う業者がいる。これも日本の法律上は「古物商」である。
書籍やCD・DVDなど

業者は古書店古本屋という。路面店(実店舗)に関しては、ここ数十年の日本ではブックオフが最大級のチェーンを展開している。他にも実店舗を構えず、もっぱらヤフオクやメルカリで売買している業者も多数いる。

CD、DVD、BDの中古品も流通している。


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