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ふるまや ともゆき
古厩 智之
生年月日 (1968-11-14) 1968年11月14日(55歳)
出生地 日本 長野県塩尻市
職業映画監督
ジャンル映画、テレビドラマ
配偶者唯野未歩子
受賞
日本映画監督協会新人賞
1994年『この窓は君のもの』ロッテルダム国際映画祭
最優秀作品賞
2001年『まぶだち』
国際映画批評家連盟賞
2001年『まぶだち』芸術選奨
文部科学大臣新人賞
2001年『まぶだち』高崎映画祭
若手監督グランプリ
2001年『まぶだち』
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古厩 智之(ふるまや ともゆき、1968年11月14日 - )は、日本の映画監督[1]。長野県塩尻市出身。長野県田川高等学校を経て、日本大学藝術学部卒業。C&Iエンタテインメント所属。
妻は女優・作家・映画監督の唯野未歩子。 大学在学中に撮った『灼熱のドッジボール
略歴
2005年秋に広島の映像文化ライブラリーにて開催された、神酒大亮監督とのPFF関連のトークイベントで当時を振り返った古厩監督は、「映画監督になろうとも、就職しようとも考えてなかった」「もしグランプリを取らなかったら、絶対ニートになったかも」と告白している。『この窓は?』は実家の長野から山梨を往復通勤しながらの撮影だったそうで、一人でやっていた自主映画とは違い、ベテランスタッフに囲まれた慣れない現場環境に加え、クランクイン直前のプロデューサー降板という混乱等も重なったことから、かなりのプレッシャーに陥り、「現場が近付く度、お腹が痛くなった」こともあったとのことである(前出のトークイベント)。そのため、一時期本人曰く「監督拒否症」となり、助監督をしたり、遊園地で2年バイトしたり、とりあえずシナリオもどきを書いて仙頭武則プロデューサーのもとへ甘えに行ったりの惰性的な日々を送り、2001年に長編第2作『まぶだち』を撮るまで、結局6年を要している。
2002年10月から放映された『ケータイ刑事 銭形愛』を機にTVドラマも手がけ始め、『ケータイ刑事 銭形シリーズ』には全て関わっている。シリーズ歴代監督が本人役で一斉に大集合した『ケータイ刑事 銭形零 2ndシリーズ』第6話「演技が出来ずして演出が出来るか! ?連続監督殺人事件?」に出演した時は、殺人事件の被害者役だった。 また、『BSアニメ夜話』(NHK-BS2)にもゲストとしてたびたび登場している。
2005年の『さよならみどりちゃん』で第27回ナント三大陸映画祭銀の気球賞(準グランプリ)を受賞した。
人物
『灼熱のドッジボール』『この窓は君のもの』両作品でヒロイン役を演じた清水優雅子は、古厩監督の当時の交際相手であった。だが、『灼熱の?』撮影後に別れたため、『この窓は?』はやはり、複雑な心境を抱えながらの撮影だったという。
里帰り中に家族と隣市の松本市美術館に来館。開催されていた展覧会「メアリー・ブレア原画展」で偶然に節目である入場1万人目となり地元のテレビや新聞に囲まれた[3]。
映像作品
映画
捨て子の捨吉
鉄と鋼
灼熱のドッジボール(1992年)(ぴあフィルムフェスティバル グランプリ)
走るぜ(1993年)
この窓は君のもの(1995年)(第35回日本映画監督協会新人賞)[4]
Indies.B ボクサーと凧(1999年)
まぶだち(2001年)(2001年ロッテルダム国際映画祭タイガーアワードグランプリ&国際批評家連盟賞、芸術選奨新人賞)
ロボコン(2003年)
さよならみどりちゃん(2005年)(第27回ナント三大陸映画祭主演女優賞&銀の気球賞(準グランプリ))
奈緒子(2008年)
ホームレス中学生(2008年)
武士道シックスティーン(2010年)
「また、必ず会おう」と誰もが言った。(2013年)
無花果の森(2014年)
キリング・カリキュラム?人狼処刑ゲーム 序章?(2015年)
サクらんぼの恋(2018年)
のぼる小寺さん(2020年)
パティシエさんとお嬢さん(2022年)
テレビドラマ
ケータイ刑事 銭形愛(2002年 - 2003年、BS-i)
ケータイ刑事 銭形舞(2003年、BS-i)
恋する日曜日 「丘を越えて ?Mayde Tomorrow」、「ゆらゆら ?バカンスはいつも雨」(2003年、BS-i)
ケータイ刑事 銭形泪(2004年、BS-i) - 1stシーズンのみ
さそり 阿修羅編(2004年、BS-i)
68FILMS東京少女 「それっきりだった」、「原っぱ」(2004年、BS-i・BSフジ)
68FILMS美少年Hi! 「恋する梅干し」(2004年、BS-i・BSフジ)
ケータイ刑事 銭形零(2004年 - 2005年、BS-i)
スパイ道 「変型」(2005年、BS-i)
劇団演技者。 「家が遠い」(2005年、フジテレビ)
文學の唄 恋する日曜日 「晩菊」(2005年、BS-i)