古代王者 恐竜キング
Dキッズ・アドベンチャー
ジャンルアドベンチャー
アニメ:古代王者 恐竜キング
Dキッズ・アドベンチャー(第一期)
古代王者 恐竜キング
Dキッズ・アドベンチャー 翼竜伝説(第二期)
原作菅野顕二(原案)
監督谷田部勝義
シリーズディレクター菱田正和(シリーズ演出)
シリーズ構成平野靖士
キャラクターデザイン平岡正幸
メカニックデザインやまだたかひろ
音楽福島祐子
アニメーション制作サンライズ
製作メ?テレ、セガ、サンライズ、ADK
放送局テレビ朝日系列
放送期間2007年2月4日 - 2008年1月27日(第一期)
2008年2月3日 - 8月31日(第二期)
話数全79話
(第一期:全49話、第二期:全30話)
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー』(こだいおうじゃ きょうりゅうキング ディーキッズ・アドベンチャー)は、セガのアーケードゲーム機『古代王者恐竜キング』を元にしたテレビアニメ作品。2007年2月4日から2008年1月27日までメ?テレ制作によりテレビ朝日系列で全49話が放送された。
本項目では、2008年2月3日から同年8月31日まで同系列局にて全30話が放送された新シリーズ『古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー 翼竜伝説』(こだいおうじゃ きょうりゅうキング ディーキッズ・アドベンチャー よくりゅうでんせつ)についても扱う。 地上デジタルテレビ放送では16:9のハイビジョンサイズ、地上波アナログテレビジョン放送及びアニマックスでは4:3サイズのサイドカット版で制作されている。アニマックスを除き、字幕放送を実施。Aパートに送出される「ハイビジョン制作」&「字幕」テロップは2007年10月28日放送分(第一期38話)まではHI-VISIONの英語表記のない小さいサイズのデザインが使われていたが、2007年11月11日放送分(第一期39話)からテレビ朝日と同様のデザインに縁を濃くしたデザインに変わった。視聴注意テロップは2008年3月2日放送分(第二期54話)から文字が大きくなり、さらに4月6日放送分(第二期59話)からはあらすじ前にリュウタからの視聴注意テロップが追加されたため合わせて2度挿入する形となった。 物語は、恐竜が大好きなDキッズ(リュウタ、レックス、マルム)達とアクト団による恐竜カードの争奪戦をメインとしている。主人公達は、ディノホルダーという小型の機械に恐竜カードをスラッシュ(ディノスラッシュ)することで恐竜を自在に呼び出すことが出来、わざカードを使って攻撃を強化することが出来る。 『翼竜伝説』(以下、第二期)では、行方不明になったDキッズ達の両親を探す傍ら、宇宙海賊ザンジャークと戦うエピソードになっている。第一期の完全な続編であるため、話数は第一期から続いたものになっている。基本的に1話完結であった前作とは異なり、4話完結と連続ドラマの要素が取り入れられている。 第一期、第二期ともに、Bパート開始時にはじゃんけんコーナーを設け、アーケードゲームに見られるじゃんけんの要素を取り入れている(奇数回はガブ、偶数回はティラノがじゃんけんを担当する)。また、エンディング後にはその回またはその前後で初登場した恐竜を紹介する「恐竜図鑑」のコーナーが設けられている。2007年4月15日からは、「Dキッズ隊員募集」と題した小学生以下の視聴者を対象とした募集企画を公式サイト上で展開している。 ストーリー面では、製作発表会見での菅野顕二
概要
シリーズ構成に平野靖士、キャラクターデザインに平岡正幸、メカニカルデザインにやまだたかひろなどといった『勇者シリーズ』や『エルドランシリーズ』のスタッフが集結している。
キャスト面では主に若手声優をレギュラーやゲストに多数起用し、レックス・オーエンを演じる水口まつりは、本作で声優デビューとしてレギュラーに起用した。さらに内田直哉や堀内賢雄、渡辺美佐などといったベテランの声優陣が参加している。本作品では専属のナレーションを設けず、次回予告などで古代リュウタの声を担当する松元恵がナレーションを担当する。
過去の名古屋テレビ制作日曜朝7時枠のアニメ(一部除く)及びその前身の勇者シリーズは2月に開始、翌年1月終了という放送期間だったが、本作第1期が最後となり、第2期『翼竜伝説』は8月に終了、後番組『バトルスピリッツ 少年突破バシン』より9月開始に切り替わった。また、長らくメ?テレ制作のアニメの広告代理を担当してきた東急エージェンシーに代わり、本作からはADKが広告代理を担当する。 6500万年前の白亜紀後期、地球上の恐竜たちは宇宙から降ってきた巨大隕石により絶滅した。 それから現代の地球。 ある日の朝、空から小さな隕石が降ってくるのを目撃したDキッズの古代リュウタ。同じメンバーであるレックス・オーエンと竜野マルムとともに隕石が落ちた場所へと向かう。そこにはそれぞれ紋章が異なる三つの石板と本物の恐竜、「トリケラトプス」を封じ込めたカードがあった。リュウタはそのトリケラトプスをガブと名づけて連れて帰り、リュウタの父親で古生物学者の古代剣竜に相談し、調べてもらうことにした。 そんな時、突然ティラノサウルスを連れた秘密結社アクト団がリュウタたちの前に現れ、ガブを狙い襲い掛かってきた。ピンチに追い込まれたが、完成直後のディノホルダーを用いてガブを成体にさせて戦うことで、なんとかアクト団の脅威を跳ね除けた。すると石板が収まっている三人のディノホルダーから絶滅した恐竜たちの心の声が響き渡り、助けを求めてきた。リュウタたちは相棒の恐竜たちとともに、世界中に散りばめられている恐竜カードを回収し、アクト団から恐竜を守るために戦う。 Dr. ソーノイダ率いるアクト団と戦いながら、見事世界中に散らばっていた恐竜たちを全て集めたDキッズ。そしてノーピスの野望をみごとに打ち砕き、世界に平和が訪れた。 タイムマシン「バックランド号」で両親ともに未来へ帰るレックスと一緒に、カードで保管されることになったガブやエース、パラパラたちを涙と笑顔で見送った。 だが、リュウタたちの前に、未来へ帰ったはずのタイムマシンが煙を上げて舞い戻ってきた。 リュウタたちはソーノイダがまた何か悪さをしたのではないかと考えたが、時空の狭間で何者かに襲撃されたとレックスは言う。タイムマシンの修理のため、しばらく三畳市に留まることになったレックスたち。リュウタとマルムは、レックスだけでなく、ガブやパラパラたちと再会できて大喜び。レックスやロトとロアの案内でバックランド号の内部を見せてもらっていた。すると、突然、謎の飛行物体が空中から現れ、光線を発射すると、3人の両親たちは古代家ごと飛行物体に呑みこまれるように消失してしまったのである。リュウタ、レックス、マルムは自分たちの両親が連れさられたことを知り、愕然とする。リュウタたちは謎の飛行物体がタイムマシンであることを知り、両親を取り戻すために、ソーノイダにバックランド号の修理を頼みこんだ。突如現れた光の翼竜に、新たな危機が迫っていると告げられながら導かれ、Dキッズは、アクト団とともに時空を超え、正体不明のタイムマシンを追跡する。 舞台は現代の地球。Dキッズが住む架空の都市、三畳市(名前の由来は中生代の時代区分、「三畳紀」から)を中心に世界を股にかけ、有名な場所や観光地などで恐竜カードの争奪戦、恐竜バトルを繰り広げる。しかし、一部アニメにおいての架空の国・地域などが含まれている。 第一期で舞台となったところは以下の通り。
あらすじ
第一期
第二期
舞台設定
第一期
山下公園、エジプト・ギザ、大英博物館、アマゾン熱帯雨林、万里の長城、スイス・アルプス山脈、名古屋テレビ放送本社社屋、ハワイ、地下鉄、原宿、モナコ、太平洋・アジ島、ローマ、デボン島、ブラジル・オーレ、バリバリ島(モデルはバリ島)、ニューヨーク、オーガスタ(メイン州)、鍾乳洞、空港、ネス湖、パリ、福島県いわき市、ラスベガス、お台場、六本木ヒルズ・テレビ朝日本社、ケニア、メキシコ、ペルー・太陽の神殿、ナイアガラの滝、ガンジス河、エアーズロック(ウルル)、製鉄所(社会科見学)、オクラホマ州、アンコール・ワット、横浜中華街、バルセロナ、ハリウッド、モスクワ・シベリア鉄道、京都
Size:195 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef