取水制限(しゅすいせいげん)とは、異常な少雨や涸渇などによってダムその他の淡水を蓄える施設の貯水量が減少した時に、河川から取水する量を減らすことである。(ダムの放流制限ではない)
水道の確保は日常生活や産業と直結する為、これ以上の降雨が見込めない場合や、一定の貯水量以下に下がった場合に全国の各管理水道局の判断によって取水量を下げ、使われている無駄な水量を減らす狙いがある。貯水量の基準がさらに下がった場合、断水という措置になる場合もある。
関連項目
旱魃
水不足
降水量
節水
取水施設
昭和39年東京渇水 - 1964年(昭和39年)に東京都で起きた渇水。通称「東京オリンピック渇水」「東京砂漠」。
昭和53-54年福岡市渇水 - 1978年(昭和53年)から1979年(昭和54年)にかけて、福岡県福岡市で起きた渇水。
昭和56-57年沖縄渇水 - 1981年(昭和56年)から1982年(昭和57年)にかけて、沖縄県で起きた渇水。日本で最も長い期間の給水制限が実施された。
平成6年渇水 - 1994年(平成6年)に起きた渇水。西日本を中心として各地で給水制限が実施された。
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