この項目では、福島県にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の双葉駅について説明しています。北海道にかつて存在した夕張鉄道夕張鉄道線の双葉駅については「双葉駅 (北海道)」をご覧ください。
双葉駅*
東口(2022年4月)
ふたば
Futaba
◄大野 (5.8 km) (4.9 km) 浪江►
福島県双葉郡双葉町大字長塚字町西39番地2[1].mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度27分13.36秒 東経141度0分21.38秒 / 北緯37.4537111度 東経141.0059389度 / 37.4537111; 141.0059389
双葉駅(ふたばえき)は、福島県双葉郡双葉町大字長塚字町西にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[1]。 開業当初は双葉郡長塚村に属し、長塚駅を称した。長塚村は1951年(昭和26年)に新山町と合併して標葉町となり、さらに標葉町は双葉郡から名前を取って1956年(昭和31年)に双葉町に改称された。なお、双葉郡は標葉郡と楢葉郡が統合されて出来たことに由来する郡名である。駅名はこれに合わせ、1959年(昭和34年)10月1日に双葉駅(ふたばえき)に改称された[1]。 単式ホーム1面1線を持つ地上駅である[1]。駅舎とホームとの間は跨線橋で連絡している。駅舎は1998年(平成10年)に竣工したもので町のコミュニティー施設の「ステーションプラザふたば」との合築である[1]。
歴史
年表
1898年(明治31年)8月23日:日本鉄道磐城線の長塚駅(ながつかえき)として開業[1][2]。
1901年(明治34年):土浦線・水戸線友部駅 - 水戸駅間・磐城線を統合し海岸線と改称。
1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる[2]。
1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる。
1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
1959年(昭和34年)10月1日:双葉駅に改称となる[1]。
1962年(昭和37年)3月1日:貨物の取扱を廃止[2]。
1967年(昭和42年)8月20日:草野駅から岩沼駅までが交流電化される。
1968年(昭和43年)10月:ダイヤ改正で急行列車3往復が停車。特に朝7時3分上野行きで11時11分に上野着、17時45分の下り急行で22時1分着を実現し、日帰り出張が可能となった。福島第一原子力発電所1号機の工事着手翌年のことだが、当時の田中清太郎町長が管理局に陳情を続けた結果とされる[3]。
1970年(昭和45年)3月25日:水戸鉄道管理局より蒸気機関車が撤退。ディーゼル化される[4]。
1980年(昭和55年)4月1日:駅長以下三名の定員となり、出札とフロントでの荷物扱いは外部委託化[4]。
1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
1998年(平成10年)10月:町のコミュニティー施設と合築の駅舎が竣工する[1]。
2011年(平成23年)3月11日:東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故により営業休止。
2018年(平成30年)8月6日:駅橋上化及び自由通路新設工事を開始[報道 2][新聞 2]。
2019年(令和元年)12月18日:富岡駅 - 浪江駅間運転再開に向けて、設備確認等を行うための試運転列車の運行を開始[報道 3]。
2020年(令和2年)
3月4日:当駅周辺において設定されていた帰還困難区域の一部の避難指示を解除[新聞 3]。
3月14日:富岡駅 - 浪江駅間の運転再開に伴い営業再開[報道 1][新聞 4]。東京近郊区間に編入される[報道 1]。ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。新駅舎(橋上駅舎)及び自由通路の供用を開始[報道 2]。「Smart Station for EXPRESS」導入に伴い無人化[報道 1][新聞 5]。
旧駅舎(2010年11月)
駅構造