参郷駅
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参郷駅
さんごう
Sangō
寒別 (3.5km) (2.0km) 六郷
所在地北海道虻田郡倶知安町字八幡北緯42度54分2.2秒
東経140度47分37.8秒座標: 北緯42度54分2.2秒 東経140度47分37.8秒
所属事業者日本国有鉄道(国鉄)
所属路線胆振線
キロ程78.4km(伊達紋別起点)
駅構造地上駅
ホーム1面1線
開業年月日1960年昭和35年)10月1日
廃止年月日1986年(昭和61年)11月1日
備考胆振線廃線に伴い廃駅
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1976年の参郷駅と周囲約500m範囲。左が倶知安方面。国土交通省国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

参郷駅(さんごうえき)は、かつて北海道後志支庁虻田郡倶知安町字八幡に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)胆振線廃駅)である。胆振線の廃線に伴い、1986年(昭和61年)11月1日に廃駅となった。
目次

1 駅構造

2 駅名の由来

3 利用状況

4 駅周辺

5 歴史

6 駅跡

7 隣の駅

8 脚注

9 関連項目

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の北東側(倶知安方面に向かって右手側)に存在した[1]転轍機を持たない棒線駅となっていた[1]

無人駅となっており、駅舎は無いがホームの出入口附近に簡素な待合所を有した[1]。ホームはコンクリート製の短いもので、西側の出入口は階段となっていた[1]
駅名の由来

当駅が所在した地の近辺の地名、「三号線」を「もじった」ものである[1]
利用状況

1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は26人
[1]

駅周辺

国道276号(尻別国道)[2]

尻別川[2]

羊蹄山(蝦夷富士) - 駅の南[2]

歴史

1960年(昭和35年)10月1日 - 国有鉄道胆振線の参郷駅として開業。旅客のみ取り扱い。

1986年(昭和61年)11月1日 - 胆振線の全線廃止に伴い、廃駅となる。

駅跡

2011年(平成23年)時点では、何も残っていない[3]。2001年(平成13年)時点で六郷駅跡 - 寒別駅跡の間の線路跡は水田やビート畑に取り込まれており[4]、2010年(平成22年)時点でも同様であった[5]。駅跡近辺にある線路跡と道路の踏切跡には警報機の土台が残されているほか、線路のスペースを埋め立てた痕跡もある。
隣の駅
日本国有鉄道
胆振線
寒別駅 - 参郷駅 - 六郷駅
脚注^ a b c d e f 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)94ページより。
^ a b c 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)6ページより。
^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)205ページより。
^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVIII』(JTBパブリッシング2001年8月発行)69ページより。
^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)154ページより。

関連項目

日本の鉄道駅一覧

特定地方交通線

  胆振線廃線
伊達紋別 - 上長和 - 壮瞥 - 久保内 - 蟠渓 - 北湯沢 - 優徳 - 新大滝 - 尾路遠(仮) - 御園 - 北鈴川 - 喜茂別 - 留産 - 南京極 - 東京極 - 京極 - 北岡 - 寒別 - 参郷 - 六郷 - 倶知安
支線:京極 - 脇方



更新日時:2018年7月24日(火)14:55
取得日時:2019/07/30 17:49


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