厩牧令(くもくりょう)は、令の篇目の1つ。養老令では第23番目に位置している。
官の家畜に関する規定が中心で、28条からなる。唐の同名の令を継承しているが、象や駱駝に関する規定は除外されている。官の牛馬の飼育、牧の管理のための牧長・牧帳・牧子の採用、軍馬・駅馬・伝馬の設置と管理などを規定している。とりわけ馬は交通の手段や軍用として貴重であったため、これを管理するという目的があった。
参考文献
『岩波日本史辞典』p352、監修:永原慶二、岩波書店、1999年
『角川第二版日本史辞典』p296、高柳光寿・竹内理三:編、角川書店、1966
『続日本紀』1 新日本古典文学大系12 岩波書店、1989年
関連項目
厩庫律
倉庫令
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