原町区
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原町区
はらまち
日本
地方東北地方
都道府県福島県
自治体南相馬市
旧自治体原町市
面積198.49km²
世帯数17,141世帯
総人口42,233人( ⇒推計人口、2017年11月30日現在)
人口密度212.77人/km²
隣接地区市内:小高区鹿島区
市外:相馬郡飯舘村
双葉郡浪江町
南相馬市役所原町区役所
所在地〒675-8686
福島県南相馬市原町区本町2丁目27番地
リンク原町区役所公式ページ

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原町区(はらまちく)は、福島県南相馬市地域自治区の一つ。相馬野馬追で知られている。原ノ町駅前(2013年6月3日)
概要

2006年の南相馬市発足に伴い、地域自治区として原町区が旧原町市の市域に設置された。一部を除いて住所表示は市名に続けて区の名称を付されており、例えば南相馬市役所(旧・原町市役所)が置かれている「原町市本町二丁目27番地」は「南相馬市原町区本町二丁目27番地」と表記される。なお、それぞれの区域には区役所が設置されているが、市役所が置かれる原町区では、市役所(本庁)が区役所を兼ねている。

相双地方振興局が原町区に置かれているのをはじめとして、福島県の地方紙である福島民友福島民報も支局を置くなど相双地域の中心地として機能している。
地理
町域

原町地区 旧
原町

大甕地区 旧大甕村

太田地区 旧太田村

石神地区 旧石神村

高平地区 旧高平村

自然詳細は「南相馬市の自然」を参照
歴史東北地方太平洋沖地震に伴って発生した津波に呑まれて壊滅した南相馬市街。2011年4月16日撮影。津波に襲われた原町火力発電所。一部の燃料タンクが流失している。4月16日撮影。

2006年平成18年) - 原町市が相馬郡鹿島町小高町と合併し、南相馬市となったことに伴い、原町区設置。

2011年(平成23年)

3月 マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生、原町区本町と原町区三島町で震度5弱を観測[1]、甚大な被害を受ける。

5月 伝統行事「相馬野馬追」のために飼育されている28頭を、福島第一原発より20km圏(警戒区域)内から避難させる(特例措置であり、警戒区域内の家畜の移動は本来許可されない)[2]

7月 被災者向け情報発信のために地上デジタルテレビ放送実験試験局南相馬チャンネル」が開局。


教育
高等学校
原町高等学校相馬農業高等学校
中学校
原町第一中学校原町第二中学校原町第三中学校石神中学校
小学校
原町第一小学校原町第二小学校原町第三小学校高平小学校大甕小学校太田小学校石神第一小学校石神第二小学校
史跡

桜井古墳 : 東北地方最大級の古墳の史跡で前方後方墳としては東北地方でも大規模な部類に属している。周辺の古墳群との関係から「桜井古墳群1号墳」とも称される[3]国史跡。

高倉文殊堂 : 空海によって大同元年(806年)に建立されたと伝えられる文殊磐城国行方郡高倉村(現・南相馬市原町区高倉)[4]

泉官衙遺跡 : 国の史跡

雲雀ヶ原[5]

長松寺

嶺神社(南相馬市原町区信田沢)

祭事・観光名所

相馬野馬追 国の重要無形文化財

雲雀ヶ原 相馬野馬追が行われる。

サマーフェスタはらまち 原町シーサイドパークを中心に行われる花火と文化の祭典。

憶・原町無線塔 解体された原町無線塔のミニチュア模型。

無線塔跡花時計 無線塔跡地に作られた花時計。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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