原木中山駅
南口(2017年6月24日)
ばらきなかやま
Baraki-nakayama
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原木中山駅(ばらきなかやまえき)は、千葉県船橋市本中山七丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)東西線の駅である。駅番号はT 22。 駅舎は船橋市にあるが、ホームの端は市川市との境まで50 m程の場所にあり、市川市民の利用も多い。 駅名は市川市の原木と船橋市の本中山の合成であり[注 1]、合成駅名の駅は小竹向原駅など複数存在するが、営団地下鉄では初の例となる。 1918年(大正7年)まで東葛人車鉄道が当駅から程近い所を走っていた。近辺ではかつて成田新幹線が通る予定があり、その用地が一部取得されていたとされる。 副本線(待避線)2線の外側に相対式ホーム2面を配した高架駅である。中央の2線は通過線(本線)である。葛西駅と同様に副本線への分岐器通過速度制限は60 km/hであり、地上信号方式ATC時代は信号機によって分岐器手前で65 km/h(減速現示)、ホーム中程で40 km/h(注意現示)の速度制限があった。開業時は西船橋側にA線(西船橋方面)とB線(中野方面)間の分岐器が設置されていたが、のちに撤去された。そのため、当駅での折り返しは原則不可能だが、トラブル時に一旦原木中山行きとして運行されることがある。 番線路線行先[7] (出典:東京メトロ:構内図 当駅で各駅停車は快速の通過待ちをすることがある。妙典駅が開業する前は朝夕ラッシュ時に快速を待避する列車が多数設定されていたが、現行ダイヤでは妙典駅での待避が多い。ただし、妙典駅始発が通勤快速の通過後を後追い発車する際に、西船橋駅からの各駅停車は先に当駅で通勤快速を待避する。 2015年6月12日から向谷実作曲の発車メロディ(発車サイン音)を使用している。 曲は1番線が「A Day in the METRO」、2番線が「Beyond the Metropolis」である(詳細は東京メトロ東西線#発車メロディを参照)。 2022年度の1日平均乗降人員は24,911人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中113位。 近年の1日平均乗降人員・乗車人員の推移は以下の通りである。 年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1][* 2]年度1日平均
歴史
年表
1969年(昭和44年)3月29日:開業。
2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄に継承される[3]。
2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[4]。
2013年(平成25年)8月27日:「東西線ソーラー発電所」計画の一環で当駅に太陽光発電システムが導入される[5]。
2015年(平成27年)6月12日:発車メロディを導入[6]。
駅構造
のりば
1 東西線西船橋・津田沼・東葉勝田台方面
2中野・三鷹方面
改札口(2008年2月10日)
駅ホーム(2008年2月10日)
発車メロディ
利用状況
乗降人員[* 3]1日平均
乗車人員[* 4]出典
1969年(昭和44年)[8]3,552
1975年(昭和50年)4,556[千葉県統計 1]
1976年(昭和51年)4,797[千葉県統計 2]
1977年(昭和52年)5,259[千葉県統計 3]
1978年(昭和53年)5,565[千葉県統計 4]
1979年(昭和54年)5,639[千葉県統計 5]
1980年(昭和55年)5,940[千葉県統計 6]
1981年(昭和56年)6,320[千葉県統計 7]
1982年(昭和57年)6,571[千葉県統計 8]
1983年(昭和58年)6,937[千葉県統計 9]
1984年(昭和59年)7,281[千葉県統計 10]
1985年(昭和60年)7,668[千葉県統計 11]
1986年(昭和61年)8,180[千葉県統計 12]
1987年(昭和62年)8,944[千葉県統計 13]
1988年(昭和63年)9,617[千葉県統計 14]
1989年(平成元年)9,930[千葉県統計 15]
1990年(平成02年)10,835[千葉県統計 16]
1991年(平成03年)10,886[千葉県統計 17]
1992年(平成04年)11,231[千葉県統計 18]
1993年(平成05年)11,421[千葉県統計 19]
1994年(平成06年)11,478[千葉県統計 20]
1995年(平成07年)11,318[千葉県統計 21]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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