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危ない1号
著者東京公司/第1?2巻編
吉永嘉明/第3巻編
青山正明/第4巻著
村崎百郎/編集協力
木村重樹/編集協力
発行日第1巻 特集/ドラッグ
1995年7月31日発行
第2巻 特集/キ印良品
1996年4月25日発行
第3巻 特集/快感
1997年9月30日発行
第4巻 特集/青山正明全仕事
1999年9月20日発行
発行元データハウス
ジャンル鬼畜系サブカルチャー
国 日本
言語日本語
形態A5判 並製本
ページ数224頁/第1巻
224頁/第2巻
272頁/第3巻
256頁/第4巻
前作『危ない薬』
次作『危ない28号』
公式サイト ⇒ある編集者の遺した仕事とその光跡/天災編集者!青山正明の世界
ウィキポータル 書物
『危ない1号』(あぶない1ごう)は、かつてデータハウス内に存在した編集部「東京公司」が編集・製作した鬼畜系ムック。
いわゆる鬼畜ブーム・悪趣味ブームの原点となった1990年代を代表するアンダーグラウンド・カルチャー誌である。各巻の特集テーマはドラッグ、鬼畜系カルチャー入門講座(殺人&死体、変態、フリークス、盗聴)、快感、青山正明全仕事など。創刊当初は青山正明が編集長を務めた。 本誌は「妄想にタブーなし」を謳い文句に「鬼畜系」を標榜し、ドラッグ・強姦・死体・ロリコン・スカトロ・電波系・障害者・痴呆・変態・畸形・獣姦・殺人・風俗・読書・盗聴・テクノ・カニバリズム・フリークス・身体改造・動物虐待・ゲテモノ・アングラサイト・カルト映画・カルト漫画・ゴミ漁り・アナルセックス・新左翼の内ゲバ・V&Rプランニング・青山正明全仕事までありとあらゆる悪趣味と違法スレスレの危ない情報を体系的に網羅した伝説的なムックシリーズである。 第1巻「特集/ドラッグ」は「日本全国のゲス野郎に捧ぐ脳天爆裂ブック」というキャッチコピーのもと初歩的なドラッグの知識から海外のドラッグ事情、ドラッグと音楽、解放運動まで幅広く網羅されており、膨大な情報量が詰め込まれたドラッグマニュアルに仕上がっている。第1巻の特集はサブタイトルにもなった「ドラッグ」以外にも「東京ヒットマン情報」「死体処理マニュアル」「ダスト・ハンティング」「クライム・ペーパー」「強姦魔インタビュー」「危険文書探訪」「惰眠のススメ」など一見非合法に思える内容ばかりだが、製作にあたっては法律の専門家と相談しながら編集されており、すべての記事は適法範囲(1995年当時)であるという[1]。 当初は青山正明が編集長を務めたが、第1巻の校了直前に大麻取締法違反で青山が逮捕されたため、副編集長の吉永嘉明が青山の勾留されている留置場と移管先の東京拘置所に通ってガラス越しに編集会議を行った[1][2]。
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