印籍
[Wikipedia|▼Menu]

印籍(いんせき)とは、篆刻に関する書籍全般を差す。印書・印本ともいう。

印籍は印譜、印論、印人伝に分類できる。印譜は印影を中心にその研究あるいは美術的鑑賞を目的とする。

印論は更に印章論、篆刻論、印籍論に分けられる。日本においては曽之唯『印籍考』がユニークな印論として特筆できる。曽之唯は別に印文、印語を集めた『印語纂』を著している。

代表的な印人伝としては、中国では周亮工『印人伝』・汪啓淑『続印人伝』、日本では中井敬所の遺稿『日本印人伝』や伏見冲敬編『印人伝集成』などが挙げられる。



関連項目

篆刻

印章

側款

中国の篆刻家一覧

日本の篆刻家一覧

出典

水田紀久『日本篆刻史論考』<日本書誌学体系43>青裳堂 昭和60年


更新日時:2009年6月23日(火)20:48
取得日時:2020/07/12 17:45


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:1690 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef