博多っ子純情
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出典検索?: "博多っ子純情" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年8月)

博多っ子純情
ジャンル青春劇画
漫画
作者長谷川法世
出版社双葉社
掲載誌漫画アクション
発表号1976年8月8日号 - 1983年2月22日号
巻数全34巻(アクションコミックス、双葉社)
全6巻(愛蔵版、中央公論社)
全10巻(双葉文庫名作シリーズ、双葉社)
全6巻(西日本新聞社、中学生編)
話数375話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『博多っ子純情』(はかたっこじゅんじょう)は、長谷川法世劇画作品、およびそれを原作として1978年に公開された映画(監督:曽根中生)、2019年と2020年にKBCラジオで放送されたラジオ番組。
概要
漫画
1976年から1983年まで、漫画アクション双葉社)に連載された。単行本は双葉社からアクションコミックス全34巻が発行された。2010年に中央公論社から愛蔵版全6巻が発行された。1996年には双葉社から双葉文庫名作シリーズ全10巻が発行された。2005年西日本新聞社から新装本として再出版されたが、中学生編で刊行が停止した。現在はコミックパークの双葉社オンデマンドコミックスから全34巻が復刊されている。福岡県福岡市博多区の古くからの町人街を舞台とし、主人公の郷六平とそのガールフレンド小柳類子の、中学生から大学生になるまでの青春群像を縦軸に、博多祇園山笠などに代表される人情味あふれる古き良き時代の博多の風物を横軸にした作品であり、「博多」を全国に広めた作品でもある。セリフは博多で使用される方言の博多弁であり、全375話のサブタイトルは博多弁もしくは博多の名所、文化、文物などにちなんだものになっている。第26回(昭和55年度)小学館漫画賞青年一般部門受賞。2017年には長谷川の漫画家歴50周年を記念した企画展「法世さんの締め切りより命」展が長谷川が館長を務める博多町家ふるさと館で開催された[1]
音楽関連
福岡出身のバンド、チューリップにも「博多っ子純情』(作詞安部俊幸、作曲姫野達也)という曲がある。1977年のアルバム「Welcome to my house」収録。この曲の歌詞も本作品に登場する[要出典]。『部長島耕作』の博多赴任編でも山笠を舞台にした話で、この歌詞が登場した。作者の長谷川法世と、チューリップのドラムスである上田雅利の兄が親友であることが、作品内の欄外で語られている。また、アルバムの歌詞カードは長谷川法世による毛筆である。タイトルは曲の完成後につけられ、リーダーの財津和夫が長谷川に直談判して使用許諾を得た[2]。歌詞の内容は原作とはかけ離れているが、長谷川は「ガサツな博多の人間がロマンティクに描かれている」として評価している。歌詞に用いられた「千代町流(ちよまちながれ)」とは、「千代の」の意味で、実在する「千代流」のイメージに断定されるのを避けるための造語である[2]。漫画作品中には福岡県出身のバンド、チューリップも登場する[要出典]。
博多の文化、風習、歴史関連
六平の父は、福岡県の伝統工芸品の一つで、福岡市の博多地区で作られてきた博多人形師である。連載開始当初は、西鉄福岡市内線1979年廃止)の路面電車も作品内に度々登場した[要出典]。2013年には、博多祇園山笠の飾り山笠のうち、十七番山笠博多リバレイン(総務 池田道彦)の見送り(後ろ側)に、博多人形師の生野四郎の手により、博多っ子純情が題材となった。標題は「祭博多乃賑(まつりはかたのにぎわい)」で、郷六平、阿佐道夫、小柳類子などが、博多人形として取り付けられていた。御神入れには原作者の長谷川法世とチューリップ姫野達也も出席[3]、話題となった。なお、博多リバレインは、本来大黒流が飾り山笠担当地域であるが、長谷川法世は、自身が生まれ育った土居流に参加している[1][4]毎日新聞の「舞台を行く」に「博多っ子純情」の舞台として櫛田神社が紹介されている[5]。「博多っ子純情」の世界を歩こうと博多旧町を巡り博多の歴史や風情をたどる企画が実施されている[6]
その他
1995年に、本作品の作者の長谷川法世原作の小説『走らんか!』が、同じ題名でNHK連続テレビ小説としてテレビで放映された[7]。ただし同じ博多を舞台にしている作品だが、本作品との直接の関係はない。ハウス食品即席ラーメンうまかっちゃん』のテレビCMキャラクターとしても有名。博多の菓子『博多通りもん』のCMでは、長谷川法世と郷六平、小柳類子が映像の合成により共演している。
登場人物
郷 六平(ごう ろっぺい)
主人公。父の五郎は
博多人形の職人、母スミは専業主婦。中学2年のときから締め込みをつけて、博多祇園山笠に毎年出ている山笠“いのち”の博多モン。山笠で所属している流(山笠への参加単位)は架空の「博多流」。中学は博多三中、高校は石堂高校(県立福岡高校がモデル)、一浪後に東京の集道大学に入る。高校ではラグビー部に所属し、3年生時に花園ラグビー場開催の全国高校ラグビー大会に出場する。父親が脳溢血で倒れたのを機に大学を中退し、博多人形師になることを決意する。名前の由来は福岡市出身の郷ひろみ歌手俳優)に因んだもの。
小柳 類子(こやなぎ るいこ)
料亭「こやなぎ」の三女で、中学時代からの六平のガールフレンド。中学時代は学級委員長であった。六平のことを一途に思っているが、その分やきもちも激しい。山笠と同様に、福岡市を代表する祭りの一つである博多どんたくに参加している場面も作品内で描かれている。石堂高校卒業後に地元の大学に進学し、郷土の古代史と遺跡発掘に興味をもつ。六平との関係で何度もぐらつく事があったが、五郎が脳溢血で倒れたときに「私には最初から郷君しかおらん(いない)」と結婚を決意する。名前の由来は福岡市出身の小柳ルミ子(歌手・女優)に因んだもの。
阿佐 道夫(あさ みちお)
中学時代からの六平のクラスメートで高校、大学も同じ。父親は「衣料卸 阿佐本店」を経営する。実母と死別し、父の後妻である義母と異母妹がいる。義母は若くて美人なため素直に接することはできない。六平には、いつもセックスに関わる話を「お前たち、知っとうや(知っているか)?」で始める悪友である。六平とは流は違うが山笠には欠かさず出ている。高校時代は、六平と同じラグビー部に入部するが、メガネ使用者であることを理由に、マネージャーとなった。


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