中華人民共和国 河南省 南陽市
左上から時計回り:武侯祠の臥龍崗石碑、武侯祠の諸葛草廬、南陽武侯祠左上から時計回り:武侯祠の臥龍崗石碑、武侯祠の諸葛草廬、南陽武侯祠
略称:宛
河南省中の南陽市の位置河南省中の南陽市の位置
中心座標 .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度00分17秒 東経112度31分39秒 / 北緯33.00472度 東経112.52750度 / 33.00472; 112.52750
南陽市(なんようし)は、中華人民共和国河南省の西南部に位置する地級市。 漢水の支流である白河の西岸に位置する。農業機械の生産や、綿織物・絹織物の生産も盛ん。約220キロ北東に同省の鄭州、320キロ南東に湖北省の武漢が位置している。 秦の時代に強制的に移民が送り込まれて南陽郡が設置され、前漢の時代に発展が進んだ。後漢を興した光武帝は、この都市周辺の南陽盆地を勢力基盤としていた。後漢後期の140年(永和5年)では、南陽郡の人口は52万戸で全土で最高を記録している。 その後も、中国における経済、文化の中心地の一つとして発展を続けた。古代中国の科学者、文学者で地震計を発明したとされる張衡が南陽の出身である。 2市轄区・1県級市・10県を管轄下に置く。 南陽市の地図 この節の出典[1] 南陽市は人口が多い。国内でも珍しい、人口1000万人以上の地級市の一つであり、河南省で最多の人口を抱える。盆地の中にいくつもの河川が流れ、中国北方と南方の中間点であり、災害も少なく、長い歴史を有する事から、多数の人口を抱える。 2017年末の時点で、総人口は1194.23万人、常住人口は1005.02万人[2]。
地勢
歴史が盛んだった。
行政区画
市轄区:
臥竜区・宛城区
県級市:
ケ州市
県:
淅川県・内郷県・社旗県・南召県・西峡県・唐河県・新野県・鎮平県・桐柏県・方城県
宛城区臥竜区南召県方城県西峡県鎮平県内郷県淅川県社旗県唐河県新野県桐柏県ケ州市
年表
南陽地区
1949年10月1日 - 中華人民共和国河南省南陽専区が成立。南陽県
1949年11月22日 - 南陽県の一部が分立し、南陽市が発足。(1市12県)
1950年4月28日 - 唐河県の一部が南陽県に編入。(1市12県)
1950年5月7日 - 南陽市の一部が南陽県に編入。(1市12県)
1950年9月9日 - 南陽県・ケ県の各一部が新野県に編入。(1市12県)
1951年6月15日 - 南陽県の一部が南召県・方城県に分割編入。(1市12県)
1952年5月5日 - 唐河県の一部が南陽県に編入。(1市12県)
1952年5月27日 - 唐河県の一部が南陽県に編入。(1市12県)
1952年6月10日 - 南陽市が南陽県に編入。(12県)
1952年6月11日 - 唐河県の一部が南陽県に編入。(12県)
1952年11月30日 - 湖北省襄陽専区襄陽県の一部が唐河県に編入。(12県)
1953年7月9日 - 南陽県の一部が分立し、南陽鎮
1953年11月10日 - 南陽鎮が市制施行し、南陽市となる。(1市12県)
1960年8月15日 - 南陽県が南陽市に編入。(1市11県)
1961年10月5日 - 南陽市の一部が分立し、南陽県
1965年6月16日 - 泌陽県が駐馬店専区に編入。(1市11県)
1965年11月13日 - 南陽県・唐河県・方城県の各一部が駐馬店専区泌陽県の一部と合併し、社旗県が発足。(1市12県)
1969年3月15日 - 南陽専区が南陽地区に改称。(1市12県)
1974年10月17日 - 南召県・方城県の各一部が合併し、雲陽弁事処が発足。(1市12県1弁事処)
1977年3月20日 - 雲陽弁事処が南召県・方城県に分割編入。(1市12県)
1983年8月6日 - 南陽県の一部が南陽市に編入。(1市12県)
1988年11月17日 - ケ県が市制施行し、ケ州市となる。(2市11県)
1994年7月1日 - 南陽地区が地級市の南陽市に昇格。
南陽市
1994年7月1日 - 南陽地区が地級市の南陽市に昇格。(2区1市10県)
南陽市・南陽県の各一部が合併し、宛城区が発足。
南陽市の残部・南陽県の残部が合併し、臥竜区が発足。
2021年9月14日 - 宛城区の一部が臥竜区に編入。(2区1市10県)
人口
観光
文化遺産
武侯祠 - 三国時代の蜀の君主の劉備に仕えた諸葛亮をまつる。
漢画館
自然景観
白河遊覧区
独山森林公園
交通
航空
南陽姜営空港
鉄道
南陽駅
焦柳線(河南省焦作市 - 広西チワン族自治区柳州市)
寧西線(江蘇省南京市 - 陝西省西安市)
南陽東駅(中国語版)
鄭渝高速鉄道(中国語版)(河南省鄭州市 - 重慶市)
道路
G312国道
滬陝高速道路(G40 上海-西安高速道路)
二広高速道路(G55 二連浩特-広州高速道路)
出身者
范蠡
張釈之