株式会社南都銀行
The Nanto Bank, Ltd.
本店
(大正15年築、国の登録有形文化財)
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証プライム 8367
南都銀行のデータ
法人番号5150001001622
店舗数本支店110、出張所25
貸出金残高3兆8,925億48百万円
預金残高5兆6,595億51百万円
特記事項:
(2022年3月31日時点)
『株式会社南都銀行 有価証券報告書 ‐ 第134期』に拠る。
テンプレートを表示
株式会社南都銀行(なんとぎんこう、英: The Nanto Bank, Ltd.)は、奈良県奈良市に本店を置く地方銀行。
行名の「南都」は奈良の別名(古名)である。
概要西大寺支店(奈良県)
南都まほろば証券株式会社本社も兼ねている。三山木支店(京都府)
地銀協加盟の奈良県における地方銀行である。2006年(平成18年)、奈良銀行がりそな銀行に吸収合併したため、現在は県内に本店を置く唯一の銀行となっている。
旧・三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)の親密地銀であり、三菱UFJフィナンシャル・グループとの関係が深い。奈良県および奈良市をはじめとする県内の市町村の多くから指定金融機関として指定されている。
県内での融資などの事業は県経済の不振の影響で伸び悩んでいるものの、県外(大阪府、京都府、和歌山県、三重県、東京都、上海、香港)へ進出して攻勢を強めている[2][3]。県内においてはメインバンク企業数6割[4]、融資シェア5割、預金シェア3割と圧倒的である。
コンビニATMはイーネット、セブン銀行、ローソン銀行と提携している。また、2019年3月から奈良、大阪、京都の3府県に設置する店舗外ATMの4割(239台)を、一括してセブン銀に委託する。この方針によって、南都銀はATM運営費の年間1億円以上の削減を目指すとしている[5][6]。
2010年(平成22年)年度より、地元奈良の鹿をモチーフとしたキャラクターとして、「ナントの案内シカ」こと「ナンシカ」(関西弁で「何と言っても」「とにかく」という意味)が登場した。鹿の腹の部分に「ナンシカ」と書かれており、同行のカードローン「キャッシュクイック」のキャラクターとして、同行のホームページやポスターなどに登場している。 戦前・戦中 戦後
沿革
1879年(明治12年) - 旧郡山藩士らにより、第六十八国立銀行が現在の奈良県大和郡山市に設立される。
1895年(明治28年)7月 - 株式会社吉野銀行が奈良県吉野郡下市町に設立される。
1934年(昭和9年)6月1日 - 六十八・吉野・八木・御所の4行が合併、新たに株式会社南都銀行が奈良市に設立される
1943年(昭和18年)8月2日 - 貯蓄銀行業務を開始。
1944年(昭和19年)2月10日 - 株式会社大和貯蓄銀行を合併。
1969年(昭和44年)11月11日 - 外国通貨、旅行小切手両替業務を開始。
1970年(昭和45年)10月12日 - 電子計算機を導入。