南海ビルディング
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南海ビルディング

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情報
用途商業施設(百貨店、物販・飲食)、多目的ホール
旧用途鉄道駅
設計者久野節建築事務所
施工大林組
建築主南海電気鉄道
管理運営島屋南海都市創造
構造形式SRC造
敷地面積※34,252
延床面積※約40,707(竣工時)、約54,000(旧館部分)
階数地上7階、地下2階
高さ約31m(100
着工1929年昭和4年)6月19日
竣工1932年(昭和7年)7月9日
所在地542-8510
大阪府大阪市中央区難波5丁目1番5号
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度39分53秒 東経135度30分03秒 / 北緯34.6647度 東経135.5008度 / 34.6647; 135.5008座標: 北緯34度39分53秒 東経135度30分03秒 / 北緯34.6647度 東経135.5008度 / 34.6647; 135.5008
文化財大阪市都市景観資源登録有形文化財
指定・登録等日2010年平成22年)7月23日(大阪市都市景観資源)
2011年(平成23年)1月26日(登録有形文化財)
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南海ビルディング(なんかいビルディング)は、大阪市中央区難波にあるターミナルビル
概要

大阪市街の南玄関である南海電気鉄道難波駅に併設されたターミナルビル(駅ビル)で、大阪市のメインストリートである御堂筋の南端に位置する。乳白色のタイルによるコリント様式の近代建築。久野節(久野建築事務所)の設計、大林組の施工で、1932年に竣工した[1]

主テナントの島屋大阪店は同社の登記上の本店である。開業時は南海鉄道との提携で「南海タカシマヤ」と呼称し、日本の百貨店では初めて冷暖房を完備していた。1972年から1980年にかけて行われた改装工事により駅舎は南側に移動し、現在は百貨店のみとなっている。この改装時に伊藤継郎により描かれた「南海沿線のまつり」をモチーフとしたモザイク壁画が正面の庇の下にあしらわれている。

2010年7月23日に地域のシンボル的存在として大阪市都市景観資源に登録され、2011年1月26日には国の登録有形文化財に登録された[2]。また、2012年には生きた建築ミュージアム・大阪セレクションに選定された。美装化前の南海ビルディング
(2007年5月28日撮影)
歴史
再生計画

2007年5月14日に、南海電鉄は難波駅周辺の再生計画を発表し、10月から同駅の改良工事を実施してきた[3]。同時に、高島屋では既存ビルの東側、なんさん通りに面して建っている同社の事務施設5棟を取り壊し、TE館を増築し(約22,000m2)、既存の本館と一体となった「新本館」として再構築した(増床後78,000m2)。

当ビルにおいても、外装タイルの補修、高島屋・なんばCITYなんばパークスに接続する通路の新設・移設、耐震補強などの工事が行われ、2009年9月17日には外装リニューアルが完成した。工事中の仮囲いには南海の全駅名が書かれたユニークなものが用いられた[4]

当ビルと南海電鉄難波駅の間の空間には、1978年三菱重工業により製造されたN-Iロケットと同型の原寸大模型が置かれ、「ロケット広場」として長年親しまれていたが、2007年8月10日から23日にかけてロケットを撤去(「発射」と呼んでいる)して再整備を行い、室内吹抜空間全体を「なんばガレリア」、旧「ロケット広場」を「ガレリアコート」として、2009年10月16日にオープンした[5]。ビル上部の駅本屋側には、駅の開業(1885年)、南海ビルディングの竣工(1932年)、リニューアル工事(2009年)の記録が刻まれている。

2010年3月2日の高島屋増床第1期開業時には、隣接するなんばパークスもリニューアルを行った。同年9月1日に改装第2期部分が開業した[6]2011年3月3日に高島屋が全館グランドオープンし、4月下旬に高架下のなんばCITYもリニューアルオープンした[7]
年表

1929年昭和4年)6月19日 - 起工[1]

1932年(昭和7年)

7月9日 - 竣工[1]。当時の所在地表記は大阪市南区難波新地6番町[8]

7月15日 - 南海タカシマヤ(高島屋大阪店)が開業。


1937年(昭和12年)11月1日 - 天下茶屋駅まで高架化。難波駅高架ホーム使用開始。

1938年(昭和13年)9月10日 - 天下茶屋駅までの高架複々線完成。

1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。

1947年(昭和23年)6月1日 - 高野山電気鉄道への路線譲渡により、南海電気鉄道の駅となる。

1980年(昭和55年)11月21日 - 駅改良工事により起点を0.2km今宮戎駅寄りに変更。23日、改良工事完成。

2003年平成15年)11月7日 - なんばパークス第1期開業により中央口を一部改装。

2010年(平成22年)

3月2日 - 新本館の増床部分を含めた第1期分が先行開業。

9月1日 - 改装第2期部分が開業。


2011年(平成23年)3月3日 - 増床・リニューアル工事完了、全館開業。

フロアマップ

2010年7月現在

9F - 7F レストラン「なんばダイニングメゾン」

7F - BF
島屋大阪店


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