南松本駅
駅舎(2021年7月)
みなみまつもと
Minami-Matsumoto
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所在地長野県松本市出川町.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度12分35.26秒 東経137度58分8.23秒 / 北緯36.2097944度 東経137.9689528度 / 36.2097944; 137.9689528
南松本駅(みなみまつもとえき)は、長野県松本市出川町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)篠ノ井線の駅である[3]。
歴史旧駅舎(2015年4月)
戦時中、軍需工場の輸送駅として開業した。松本駅貨物取扱が廃止され当駅に集約されてからは、貨物ターミナルとして発展した。松本市街地の拡大により、通勤・通学の乗客も増加している。 島式ホーム1面2線と複数の側線を有する地上駅。駅舎とホームの間は跨線橋で結ばれている。貨物列車の発着があるため構内は広い。 松本駅管理の業務委託駅で、ステーションビルMIDORIが駅業務を受託する[2]、自動券売機・簡易Suica改札機・みどりの窓口設置。また、冷暖房付待合室が駅舎内とホーム上にある。2021年(令和3年)1月に新駅舎となった際多機能トイレが改札内に新設された。 番線路線方向行先 (出典:JR東日本:駅構内図 JR貨物の施設は、旅客ホーム東側にある。1960年代に、付近の各駅に散在していた石油・セメント販売会社等の専用線を合理化のため当駅に集約したことから、1970年には計17本の専用線が接続したが、現存するものはごく僅かである。 コンテナホーム(ヤード)は2面2線、旅客ホーム東側に設置されている。本線と荷役線は、平田駅方引上線を介して接続している。また、営業窓口のJR貨物松本営業所が設置されている。 駅構内下り線側から分岐し、本線西側に沿って南下する松本市保有公共線がある。全長1km程のこの専用線の末端付近からはジャパンオイルネットワーク松本油槽所へ至る専用線が、その北側からは日本オイルターミナル松本営業所へ至る路線が分岐している。前者は塩浜駅発送の石油輸送で、後者は北袖駅・浜五井駅・末広町駅・浮島町駅・根岸駅・四日市駅発送の石油輸送で使用されている。かつては公共線から太平洋セメント(旧・日本セメント)松本サービスステーションや、秩父セメント松本サービスステーション、岡谷酸素松本営業所へ至る専用線も分岐していた。太平洋セメント線は2004年頃まで青海駅発送のセメント輸送で、岡谷酸素線は2005年頃までLPG輸送で使用されていた。 駅構内上り線側からは、電気化学工業松本サービスステーションや住友大阪セメント南松本サービスステーションへ至る専用線も以前は分岐していた。両者共に、青海駅(電気化学工業青海工場)や本巣駅(住友大阪セメント岐阜工場)発送のセメント輸送で使用されていたが、前者は2006年3月に、後者は2005年3月に廃止された。 また、日穀製粉松本工場やタケヤ松本工場へ至る専用線もあった。日穀製粉専用線跡は東京インテリアの駐車場などに転用され南松本駅前交差点北に踏切跡も残る。
年表
1944年(昭和19年)9月1日:運輸通信省(後の日本国有鉄道)篠ノ井線の駅として開設[1]。一般駅[1]。
1968年(昭和43年)6月1日:松本駅貨物取扱業務を移管。
1971年(昭和46年)10月12日:日本オイルターミナル松本営業所営業開始。
1985年(昭和60年)
3月14日:荷物扱い廃止[1]。
3月22日:業務委託駅化[4]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本・JR貨物の駅となる[1]。窓口・出改札業務はJR貨物関東支社に委託。
1999年(平成11年):出改札業務をJR東日本グループしなのエンタープライズに委託。
2010年(平成22年):駅改良工事実施。待合スペースを冷暖房付待合室に改装。また、ホーム上には冷暖房付待合室を新設。
2011年(平成23年):6月30日に発生した、長野県中部地震で破損した駅設備復旧工事実施。
2014年(平成26年)4月1日:東京近郊区間に編入される[5]。
2017年(平成29年)4月1日:ICカード「Suica」の利用が可能となる
2021年(令和3年)1月23日:新駅舎の供用開始[6]。
2023年(令和5年)10月27日:列車到着予告放送変更。発車ベルが、発車予告放送付のものに変更。
駅構造
のりば
1■篠ノ井線下り松本・長野方面
2■篠ノ井線
■中央本線上り広丘・塩尻・木曽福島・上諏訪・甲府方面
改札口(2021年7月)
ホーム(2021年7月)
貨物駅駅舎(2012年4月)画像右端に見える屋根付ホームは、現在は取払われて右側のコンテナホームとなっている(2012年4月)松本市公共線での入換作業。画像左に石油各社の荷役線が分岐する(2009年1月)