南木曽町
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なぎそまち 
南木曽町
妻籠宿


南木曽町旗南木曽町章

日本
地方中部地方甲信越地方
都道府県長野県
木曽郡
市町村コード20423-4
法人番号8000020204234
面積215.93km2

総人口3,612人 [編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度16.7人/km2
隣接自治体飯田市木曽郡大桑村下伊那郡阿智村
岐阜県中津川市
町の木ヒノキ
町の花ミツバツツジ
南木曽町役場
町長[編集]向井裕明
所在地399-5301
長野県木曽郡南木曽町読書3668-1
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度36分13秒 東経137度36分32秒 / 北緯35.60367度 東経137.60883度 / 35.60367; 137.60883座標: 北緯35度36分13秒 東経137度36分32秒 / 北緯35.60367度 東経137.60883度 / 35.60367; 137.60883

外部リンク ⇒公式ウェブサイト

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日本三百名山の一つである木曽山脈南木曽岳

南木曽町(なぎそまち)は、長野県の南西部に位置する

妻籠宿及び三留野宿が、中山道宿場町として発展した。また、面積の約94%を森林が占めており、南木曽ろくろ、ひのき笠といった木材を使用した産業が有名である。

観光地では妻籠地区の妻籠宿馬籠峠、田立地区の田立の滝、読書地区のかぶと観音が有名である。

日本で最も美しい村連合」の一つ。
地理[ソースを編集]

南木曽町は、木曽谷の南端に位置し、中央を木曽川が流れている。支流には、岩倉川、与川、蘭川、坪川、男?川がある。町の東部には、南木曽岳(1,679 m)や高曽根山(1,118 m)が、西部には、摺鉢山(796 m)や伊勢山(1,373 m)がそびえる。北西部には、柿其渓谷や田立の滝などがある。
隣接する自治体[ソースを編集]

長野県

飯田市

木曽郡大桑村

下伊那郡阿智村


岐阜県

中津川市


気候[ソースを編集]

寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。

南木曽(1991年 - 2020年)の気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F)14.4
(57.9)18.6
(65.5)23.5
(74.3)27.7
(81.9)30.8
(87.4)34.5
(94.1)35.6
(96.1)35.7
(96.3)34.0
(93.2)29.5
(85.1)23.3
(73.9)20.8
(69.4)35.7
(96.3)
平均最高気温 °C (°F)4.6
(40.3)6.4
(43.5)11.3
(52.3)17.3
(63.1)22.1
(71.8)24.9
(76.8)28.3
(82.9)30.0
(86)25.9
(78.6)20.0
(68)13.7
(56.7)7.2
(45)17.7
(63.9)
日平均気温 °C (°F)?0.6
(30.9)0.4
(32.7)4.6
(40.3)10.2
(50.4)15.2
(59.4)19.0
(66.2)22.6
(72.7)23.5
(74.3)19.8
(67.6)13.7
(56.7)7.5
(45.5)1.9
(35.4)11.5
(52.7)
平均最低気温 °C (°F)?4.5
(23.9)?4.3
(24.3)?0.7
(30.7)4.2
(39.6)9.5
(49.1)14.6
(58.3)18.7
(65.7)19.5
(67.1)15.8
(60.4)9.5
(49.1)3.2
(37.8)?1.8
(28.8)7.0
(44.6)
最低気温記録 °C (°F)?14.0
(6.8)?15.3
(4.5)?11.5
(11.3)?5.0
(23)?0.3
(31.5)5.9
(42.6)11.8
(53.2)12.3
(54.1)5.3
(41.5)?1.2
(29.8)?4.2
(24.4)?10.6
(12.9)?15.3
(4.5)
降水量 mm (inch)107.5
(4.232)113.8
(4.48)182.1
(7.169)181.0
(7.126)203.3
(8.004)298.9
(11.768)365.8
(14.402)245.9
(9.681)264.1
(10.398)186.2
(7.331)129.2
(5.087)111.6
(4.394)2,381.2
(93.748)
平均降水日数 (?1.0 mm)11.99.812.211.812.115.516.613.713.111.19.612.0148.9
平均月間日照時間130.6142.4168.8182.9193.2148.1152.8179.9146.8154.8138.9130.11,872.7
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[1]

歴史[ソースを編集]
年表[ソースを編集]

1961年昭和36年)1月1日 - 西筑摩郡読書村吾妻村及び田立村が合併して、南木曽町が発足する。

1968年(昭和43年)5月1日 - 西筑摩郡が名称を変更して、木曽郡となる。

1968年(昭和43年)5月1日 - 読書中学校・妻籠中学校・蘭中学校・田立中学校が統合し、「南木曽中学校」が開校。

1969年(昭和44年)4月1日 - 「南木曽中学校」が実質統合となる。 

1997年(平成9年)4月1日 - 妻籠小学校が読書小学校と統合する。

2003年(平成15年)6月24日 - 南木曽町の北に隣接する大桑村と任意協議会「木曽南部任意合併協議会」を設置する。

2004年(平成16年)9月12日 - 南木曽町及び大桑村の合併の是非を問う住民アンケートを行うも、両町村ともに反対多数で合併を断念。大桑村、南木曽町両町村は単独自治継続。

2007年(平成19年)4月1日 - 読書小学校・田立小学校・蘭小学校が統合し「南木曽小学校」が開校。

2010年(平成22年)6月13日 - 町制50周年を記念し、南木曽町社会体育館で「NHK のど自慢」を開催。

土砂災害の歴史[ソースを編集]2014年に梨子沢において発生した土石流災害による被害状況

当町では古くから土砂災害が多く発生している[2]。大きな石や木の切り株、根付きの木までもが混じった土石流が特徴で、地元ではこれを「蛇抜け(じゃぬけ)」と呼んでいる[2]。町発行の地誌『南木曽町誌』では、蛇抜けを天災・人災両面から語っており、急峻な地形や軟弱な地質、集中豪雨森林破壊治山事業の不行き届きなどを発生原因に挙げている[3]。前兆としては「白い雨が降る」「谷の水が急に止まる」「きな臭いにおいがする」というものがあり、尾根の先や谷の出口、お宮の前は危険だから家を建てないようにとの教えも伝わる[4][5]。災害にまつわる伝承は後述。

2014年(平成26年)7月 - 平成26年台風第8号の集中豪雨により土砂災害が発生。


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