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南宮崎駅*
改装後の駅舎(2014年5月)
みなみみやざき
Minami-Miyazaki
南宮崎駅(みなみみやざきえき)は、宮崎県宮崎市東大淀二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である[1][2]。事務管コードは▲940505[3]。構内に宮崎支社と宮崎車両センターが設置されている。 宮崎県の鉄道交通の要衝となる駅である。日豊本線を所属線[4]とし、当駅を起点とする日南線を加えた2路線が乗り入れている。日南線の下り列車の大半と上り列車の一部は日豊本線宮崎駅発着で運行される。 このほか、日南線田吉駅を起点とする宮崎空港線の全列車が当駅まで乗り入れる。宮崎空港線の列車は大半が延岡駅・大分駅方面に直通している(一部当駅または宮崎駅発着の列車もある)。 全列車が停車し、特急「にちりん」「ひゅうが」のうち朝・夜間の列車は当駅発着で運行される。
概要
歴史
1913年(大正2年)10月31日:赤江駅として宮崎軽便鉄道(宮崎交通の前身)が開設[1]。
1915年(大正4年)3月20日:大淀駅に駅名改称し[1]宮崎 - 青井岳駅間を鉄道院が開業し宮崎県営鉄道が借受業務委託。
1916年(大正5年)10月16日:宮崎県営鉄道が国有化され鉄道院が所管。
1942年(昭和17年)4月1日:南宮崎駅に駅名再改称[1]。
1945年(昭和20年)8月12日:宮崎大空襲で駅本屋構内被災全焼。
1962年(昭和37年)7月1日:宮崎交通南宮崎 - 内海駅間廃止。
1963年(昭和38年)
5月8日:日南線南宮崎 - 北郷駅間開通し、日南線全通。
6月1日:貨物取扱廃止[5]。
1973年(昭和48年):構内に継電器連動装置導入[6]。
1976年(昭和51年)
8月25日:鉄筋コンクリート造の現駅舎が竣工[1][7]。
8月26日:自動券売機設置。
1983年(昭和58年)
3月16日:この日より業務委託駅となるはずだったが、これに反対していた国鉄労働組合がピケを張って実力で阻止する[8]。
3月29日:団体交渉により労使が合意し、この日より業務委託駅へ移行する[8]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[5]。
2014年(平成26年)2月20日:駅舎の改装とバリアフリー化工事が完了する[9][10]。
2015年(平成27年)11月14日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[11]。
2017年(平成29年)10月1日:構内連動装置に伴う駅組織改正。
構内連動装置を電子連動装置に更新。
接近放送運用開始[6]。
南宮崎駅長職廃止。
日南線管理駅を南宮崎指令に移管。
2018年(平成30年)2月4日:PRC導入[6]。
2022年(令和4年)4月1日:宮崎支社の発足により、鹿児島支社から同支社へ移管[12]。
2023年(令和5年)10月1日:駅体制の見直しに伴い、九州旅客鉄道本体による直営駅へと変更される[13]。