南太平洋_(ミュージカル)
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ブロードウェイの南太平洋

『南太平洋』(みなみたいへいよう、South Pacific)は、1949年初演のブロードウェイミュージカルジェームズ・ミッチナーの小説『南太平洋物語』(Tales of the South Pacific 1947年)、の中の、"Fo dalla"、"Our heroine"が原作。作曲はリチャード・ロジャース、脚本・作詞はオスカー・ハマースタイン2世1950年トニー賞を受賞。目次

1 あらすじ

2 映画

2.1 登場人物

2.2 キャスト


3 日本での公演

3.1 主なキャスト


4 主なナンバー

5 脚注

6 外部リンク

あらすじ

太平洋戦争の真最中、南太平洋のある島が舞台。ここに海兵隊のジョセフ・ケーブル中尉が任務を帯びてやってきたところからストーリーは始まる。戦争の悲劇の中、対日作戦に協力するフランス出身の農園主エミール・デ・ベックと、島の海軍の看護婦ネリー・フォーブッシュ、ジョセフと島の土産物屋メリーの娘リアットとの恋を描く。
映画

南太平洋
South Pacific
監督
ジョシュア・ローガン
脚本ポール・オズボーン
製作バディ・アドラー
製作総指揮ジョージ・P・スコーラス(ノンクレジット)
出演者ミッツィー・ゲイナー
ロッサノ・ブラッツィ
ジョン・カー
音楽リチャード・ロジャース(原曲)
アルフレッド・ニューマン(音楽監督)
撮影レオン・シャムロイ
編集ロバート・L・シンプソン
製作会社マグナ・コーポレーション
配給マグナ・シアター・コーポレーション/20世紀フォックス
公開 1958年3月19日
1959年11月10日
上映時間171分(70ミリ上映版)
157分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費約6,000,000ドル
興行収入36,800,000ドル(北米興収)
17,000,000ドル(北米配収)
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1958年にアメリカで映画化された。ブロードウェイ版の監督であるジョシュア・ローガンが映画版でもそのまま監督をし、出演はミッツィー・ゲイナーロッサノ・ブラッツィジョン・カーなど。2時間51分の上映時間で完成し、先行上映の後、2時間38分に再編集されて公開された。

当時は珍しかった2ヶ月に及ぶ大規模なロケーション撮影が、ハワイカウアイ島で敢行されて話題になった。しかし、歌のシーンでせっかくの美しい風景に(舞台の照明切替を意識した)様々な色のカラー・フィルターをかけてしまうという演出があったため、批評家の意見は賛否が分かれ、アカデミー作品賞でも『恋の手ほどき』(Gigi)に大きく差をつけられる結果になった。

ただし、映画公開に先行して発売されたサウンドトラックが人気を牽引する形となり、興行的には国内外で大成功をおさめ、1950年代を代表する人気映画の一つとなった(映画の製作費500万ドルに対し、全米配給収入だけで1850万ドルを稼ぎ出している)。

日本では、『オクラホマ!』などとともに70mmフィルムで撮影、公開されるさきがけの映画にもなった。このため南太平洋の70mm版フィルムに対応するために、場内設備を改装した映画館もある[1]
登場人物
エミール・デ・ベック
演 -
ロッサノ・ブラッツィ(歌唱吹替 - ジョルジョ・トッツィ(英語版))フランス出身の裕福な農園主。
ネリー・フォーブッシュ
演 - ミッツィー・ゲイナー海軍看護婦。
ジョセフ・ケーブル
演 - ジョン・カー(歌唱吹替 - ビル・リー(英語版))海兵隊中尉。
ルーサー・ビリス
演 - レイ・ウォルストン兵士。洗濯屋兼よろず屋。
メリー
演 - ファニタ・ホール(歌唱吹替 - ミュリエル・スミス(英語版))土産物屋。
リアット
演 - フランス・ニュイエンメリーの娘。
ジョージ・ブラケット
演 - ラス・ブラウン(英語版)米軍大佐。島の司令官。
キャスト

役名俳優日本語吹替
エミール・デ・ベック
ロッサノ・ブラッツィ広川太一郎
ネリー・フォーブッシュミッツィー・ゲイナー武藤礼子
ジョセフ・ケーブルジョン・カー井上真樹夫
ルーサー・ビリスレイ・ウォルストン加茂嘉久
メリーファニタ・ホール川路夏子
リアットフランス・ニュイエン岡本茉利
ジョージ・ブラケットラス・ブラウン(英語版)矢田稔
ビル・ハービソンフロイド・シモンズ西山連


日本語吹替:初回放送1973年3月26日『月曜ロードショー[2] ※ソフト未収録

:*その他声の出演:清野みな、鈴木れいこ立壁和也、飯田有穂:*演出:佐藤敏夫、翻訳:九鮎子、選曲・効果:TFCグループ、調整:山下欽也、スタジオ:TFCスタジオ










ジョシュア・ローガン監督作品
1930年代

再会 (1938年)

1950年代

ピクニック (1955年)

バス停留所 (1956年)

サヨナラ (1957年)

南太平洋 (1958年)

1960年代

のっぽ物語 (1960年)

ファニー (1961年)

ミスタア・パルバー (1964年)

キャメロット (1967年)

ペンチャー・ワゴン (1969年)



日本での公演

[3]


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