南場 智子
(なんば ともこ)
2009年2月25日
生誕 (1962-04-21) 1962年4月21日(62歳)
日本 新潟県
出身校津田塾大学卒業
ハーバード大学大学院修了
職業ディー・エヌ・エー取締役会長
横浜DeNAベイスターズオーナー
日本経済団体連合会副会長
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南場 智子(なんば ともこ、1962年4月21日 - )は、日本の実業家。学位はMaster of Business Administration(ハーバード大学・1990年)。株式会社ディー・エヌ・エー創業者、代表取締役会長。NPB・横浜DeNAベイスターズオーナー。 女性初の日本プロ野球オーナー会議議長。女性初の日本経済団体連合会副会長。夫は紺屋勝成(元USEN取締役、2016年死去)[1]。
経歴
新潟県新潟市出身[2]。石油卸売業経営者であった厳格な父の下に育てられ、新潟県立新潟高等学校を卒業後、父に指定された津田塾大学学芸学部英文学科に進学し卒業した。大学4年次には成績1位の学生に与えられる奨学金で、姉妹校のブリンマー大学[注釈 1]に1年間留学。数学が得意で、経済学を専攻して高成績で修めたため、経済学者になる道も考えた[3][4][5][6]。
1986年 - マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン入社。
1988年 - マッキンゼー日本支社を退職し、ハーバード・ビジネス・スクールに入学。
1990年 - ハーバード大学で Master of Business Administration を取得。
1996年 - 34歳でマッキンゼー日本支社のパートナー(役員)に就任。日本人女性としては歴代3人目のパートナー就任であった[7][8]。
1999年 - 株式会社ディー・エヌ・エー設立[9]、代表取締役社長に就任。
2003年 - 内閣IT戦略本部員に就任[9]。
2004年 - 内閣府規制改革・民間開放推進会議委員に就任[9]。
2011年 - 癌療養中の夫の看病に力を注ぐため、ディー・エヌ・エー代表取締役兼CEO退任、代表権のない取締役となる[10]。
2015年 - 財務省財政制度等審議会委員に就任[9]。春田真の後任としてディー・エヌ・エー取締役会長並びにNPB・横浜DeNAベイスターズオーナーに就任[11][12]。
2017年3月 - ディー・エヌ・エーのキュレーション事業問題に関する第三者委員会の報告を受け、代表取締役に復帰し守安功最高経営責任者(CEO)との2人体制になった[13]。
2020年 - 女性初の日本プロ野球オーナー会議議長に就任[14]。
2021年 - 女性初の日本経済団体連合会副会長に就任[15]。