南佳孝
生誕 (1950-01-09) 1950年1月9日(74歳)
出身地 日本・東京都大田区
学歴明治学院大学卒業
ジャンルポップ・ミュージック
ニューミュージック
シティ・ポップ
職業シンガーソングライター、作曲家、音楽プロデューサー
担当楽器ボーカル、ギター、ピアノ
活動期間1973年 -
共同作業者ティン・パン・アレー
公式サイト南佳孝 オフィシャルホームページ
南 佳孝(みなみ よしたか、1950年〈昭和25年〉1月9日 - )は、日本のシンガーソングライター・作曲家・音楽プロデューサー。
週刊誌『週刊平凡』1986年3月14日号に「シティーミュージックのパイオニア的存在」と書かれている[1]。 子供の頃から兄や姉の影響で洋楽ばかりを聴いて育ち、中学時代には仲間と共にバンドを結成した。このバンドではジャンケンで負けたためドラムを担当したという。そして中学生の時点から既に「音楽で身を立てて生きていく」ことも決心していたという。また、明治学院大学在学中ジャズに傾倒していたことが後の曲作りに大きく影響している。 1972年にテレビ番組『リブ・ヤング!』(フジテレビ系)のシンガーソングライターコンテストで3位になり、翌1973年9月21日に松本隆プロデュースによるアルバム『摩天楼のヒロイン』でデビュー[1]。この日、文京公会堂にて行われた“ラスト・ライヴを迎えたはっぴいえんど+α”のイベント「CITY-Last Time Around」への参加がデビューステージとなる[2]。その後、ティン・パン・アレーの『キャラメル・ママ』やムーンライダースの『火の玉ボーイ』などに参加するなどし、1976年には自身による全作詞・作曲のアルバム『忘れられた夏』を発表する。1979年に発売された『モンロー・ウォーク』を郷ひろみが『セクシー・ユー』のタイトルでカバーし大ヒットした。 1981年の角川映画『スローなブギにしてくれ』の主題歌「スローなブギにしてくれ (I want you)」が売れたとき[1]、テレビにも出演したが[1]、「テレビは拘束時間が長い」と生意気な発言をしたため[1]、テレビから声がかからなくなったと言う[1]。その後、他のアーティストへの楽曲提供やコラボレーション、プロデュース、映画音楽、CMソング、さらに音楽以外ではナレーションなどもこなす。 2019年3月、尾崎亜美とジョイントコンサートを行った[3]。
略歴
ディスコグラフィー
シングル
おいらぎゃんぐだぞ / 眠れぬ夜の小夜曲(1973年)
シングルとアルバムではバージョンが異なる。アルバムバージョンはイントロが長い。
シングルバージョンは『All Time Best ?CUARENTA?』に収録されるまでどのベスト・アルバムでもアルバムバージョンでしか収録されなかった。
1998年に12cmCDシングルにて再発売。「眠れない夜の小夜曲」はアルバムと同一バージョン。
これで準備OK(シングルバージョン) / 忘れられた夏(シングルバージョン)(1976年9月1日)
ソバカスのある少女 / 風にさらわれて(1977年4月21日)
A面は南がゲストボーカルを務めたティン・パン・アレーの同曲のカバー。
潮風通りの噂 / 朝もやの中を(1977年9月1日)
日付変更線 / プールサイド(1978年7月21日)- A面は作詞:松任谷由実。後に2003年に松任谷自身のセルフカヴァーが『Yuming Compositions: FACES』に収録。
クール・ダウン / THE TOKYO TASTE(1978年10月1日)- ※ラジ&南佳孝名義
モンロー・ウォーク / 渚にて(1979年4月21日、06SH-509)- A面は後に郷ひろみが「セクシー・ユー」として歌詞の一部と曲名を変えてカバー
憧れのラジオ・ガール(シングルバージョン)/ 月に向かって(1980年4月21日、06SH-720)
風にさらわれて / 夜の翼(1980年9月21日)
スローなブギにしてくれ (I want you) / ラプソディ(1981年1月21日、07SH-914)- A面は角川映画『スローなブギにしてくれ』主題歌