南シナ海
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南シナ海
南シナ海地図
中国語
繁体字 南海
簡体字 南海

漢語?音Nan H?i

発音記号
標準中国語
漢語?音Nan H?i
注音符号??? ???
呉語
ローマ字noe平 he上
客家語
客家語?音nam11 hoi31
粤語
粤?naam4 hoi2
?南語
?南語白話字lam-hai

別名
繁体字 南中國海
簡体字 南中国海

漢語?音Nan Zh?ngguo H?i

発音記号
標準中国語
漢語?音Nan Zh?ngguo H?i
注音符号??? ??? ???? ???
呉語
ローマ字noe平 tson平 koh入 he上
客家語
客家語?音nam11 dung24 gued2 hoi31
粤語
粤?naam4 zung1 gwok3 hoi2
?南語
?南語白話字lam tiong-kok hai

朝鮮語
ハングル????
漢字南中國海

発音記号
RR式Namjungguk-hae
MR式NamChungguk-hae

ベトナム語
ベトナム語Bi?n ?ong
チュノム?東
タイ語
タイ語??????????
Tha-le Chin Tai
[t?a?l?? t???n t??i]
インドネシア語
インドネシア語Laut Cina Selatan /
Laut Tiongkok Selatan
マレー語
マレー語Laut Cina Selatan
ポルトガル語
ポルトガル語Mar da China Meridional
フィリピン語
タガログ語Dagat Timog Tsina
Dagat Luzon
Dagat Kanlurang Pilipinas

南シナ海(みなみシナかい、南支那海)は、太平洋西部で、中国台湾フィリピンマレーシアブルネイインドネシアシンガポールタイカンボジアベトナムに囲まれた海域の名称。世界有数の通商航路(シーレーン)であるだけでなく、スプラトリー諸島(南沙諸島)などの領有権とその周辺海域の管轄権を巡る国際法上の紛争もあり、軍事安全保障も重要な海域である。
表記
日本においての表記

2016年時点で、日本国政府外務省などの公式文書等では南シナ海と表記され、日本国内では一般化している[1]第二次世界大戦までは南支那[2]と表記した。なお、中国語圏において当該海域の名称として用いられている「南海」は、日本国内では近畿南部と四国一帯の歴史的呼称である南海道やそれに由来する企業など(例・南海電鉄)を指す。
その他の国・地域においての表記

国際水路機関発行の「大洋と海の境界(第三版)」[3]では、South China Sea (Nan hai) としている。

中華人民共和国 - 南海あるいは南中国海と表記する。

中華民国台湾) - 南海あるいは南中国海と表記する。

韓国 - (????、ナムジュングケ) (南中国海) と表記する。

ベトナム - Bi?n ?ong(?東)と表記する。(東海の意)

フィリピン - Dagat Kanlurang Pilipinas(英語表記: West Philippine Sea[4]、西フィリピン海の意)、Dagat Luzon(ルソン海の意)

インドネシア - 南シナ海の南部、ナトゥナ諸島の北200カイリまでの排他的経済水域(EEZ)内を2017年7月14日に「北ナトゥナ海」(North Natuna Sea)と改称[5][6][7]

概要南シナ海海底地形

東南アジア赤道から北緯23度付近の中国沿岸まで広がっている熱帯・亜熱帯の海域である。南西部のマレーシア東方付近は大陸棚が広く発達しており、水深200メートル以下となっている。東部は深く、特にルソン島北西沖にはマニラ海溝がある。太平洋とは主に台湾島フィリピン諸島カリマンタン島などで区切られており、バシー海峡など限られた海峡で結ばれているに過ぎない。海域内における大きな島は海南島程度であるが、サンゴ礁も含めて中小の島嶼は多い。中国が「南海諸島」と総称する南沙諸島中沙諸島西沙諸島東沙諸島の他、ナトゥナ諸島南ナトゥナ諸島アナンバス諸島などがある。各国大陸棚では漁業が行われているほか、石油天然ガスが発見・採掘されている。
島と海山

200以上の島と礁が知られており、大部分は南沙諸島にある。同諸島は810キロメートルと900キロメートルの広さに及び、海南島などを除く最大の離島太平島(イトゥアバ)で、長さ1.3キロメートル、最高海抜3.8メートルである。また、フィリピンのパラワン諸島とはパラワン海溝を挟んでリード堆と呼ばれる長さ約100キロメートルの海山があり、面積8,866平方キロメートルは環礁として世界最大。いまや水深20メートルに沈んでいるが、約7千年前に氷期が終わり海面が上昇するまでは島であった。
名称変更についての議論

ザ・ストレーツ・タイムズは「南シナ海という名前名称が中国に周辺諸国へ嫌がらせを行う正当性を与えている」とし、「アジア海」(Asean Sea)へ名称を変更すべきと主張している[8]

インドネシアは2017年にこの海を「北ナトゥナ海」と名付け[9]フィリピンは「西フィリピン海」と名付けているが、いずれも国際的に承認されていない。

タイの活動家団体は2010年に「東南アジア海」(Southeast Asia Sea)へ名称を変更するよう署名活動を行った[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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