2008年南オセチア戦争
南オセチア紛争及びアブハジア紛争中
ジョージア、アブハジア、南オセチア、ロシアカフカース北部の位置関係図
時2008年8月7日 - 8月16日[1]
場所南オセチア、ジョージア、アブハジア
発端ジョージアによるツヒンヴァリ攻撃
結果ロシア・南オセチア・アブハジアの勝利。南オセチアとアブハジアが共和制独立国であることが一部承認された[2]。南オセチア、コドリ渓谷からグルジア系住民が追放された[3][4][5][6]。
領土の
変化ジョージアがアブハジアおよび南オセチアの一部にあった支配権を喪失。
衝突した勢力
ジョージア ロシア
南オセチア
アブハジア
指揮官
ミヘイル・サアカシュヴィリ [7]
ラド・グルゲニゼ
ダヴィード・カゼラシュヴィリ [7]
ザザ・ゴガヴァ
マムカ・クラシュヴィリ
ドミートリー・メドヴェージェフ [9]
ウラジーミル・プーチン
アナトーリー・セルジュコフ
ニコライ・マカロフ
ウラジーミル・ボルドゥイレフ
アナトリー・フルリョフ （戦傷）[10]
ヴャチェスラフ・ボリソフ [11]
マラート・クラフメートフ [12][13]
ウラジミール・シャマノフ（英語版）
エドゥアルド・ココイトゥイ
ミハイル・ミンザエフ（英語版）
Vasiliy Lunev[14]
セルゲイ・バガプシュ
メラブ・キシマリヤ
Anatoliy Zaitsev[15]
戦力
グルジア軍概算 : 兵員 9,000-16,000[7][16][17]。（2007年の統計によると全関係者は37,000名[18]）人数は不明だがジョージア警察 (Georgian Police) も臨時に動員されている。 ロシア軍概算 : 2008年8月13日、少なくともジョージア領内に15,000名が進入[19]、それに加えてロシア領内、海上に補給部隊、後詰部隊があり。
南オセチア軍 : 正規兵3,000、予備役15,000;[20] 他に義勇兵あり。
アブハジア軍 : 人数は不明だが、アブハジアが有する45,000名の義勇兵の一部が参加[21]。合計少なくとも23,000名
被害者数
ジョージア発表:
兵169名死亡, 17名不明, 42名捕虜 1,964名負傷;[22][23][24]
警官14名死亡、22名不明[24][25][26]ロシア発表:
64名死亡, 283名負傷, 3名不明[27]
南オセチア:
約150名死亡(義勇兵も含む)[17] 41名捕虜
アブハジア発表:
1名死亡, 2名負傷[28]
民間人の犠牲:
南オセチア: 南オセチア及びロシアの発表によれば、2,000名が死亡[29][30][31][32]。なお、戦闘中には1,492名以上が死亡したと発表されていた。これらの数字はヒューマン・ライツ・ウォッチ、メモリアル (Memorial) (ロシアの人権団体)、グルジア側から異論が出ている[33][34]。
