卓子(たくし、? - 紀元前651年)は、中国春秋時代の晋の君主(在位:紀元前651年)。姓は姫。献公と愛妾驪姫の妹の少姫のあいだの子。『史記』では悼子(とうし)。卓子
紀元前651年、献公は大夫の荀息に子の奚斉の後見役を任せてこの世を去った。同年10月には晋で内乱が起き、奚斉は大夫である里克によって殺された。荀息が献公を埋葬し、卓子は驪姫によって晋の君主となった。11月、里克は驪姫・少姫・卓子・優施
(中国語版)を殺し、献公の子の夷吾(恵公)を迎え入れ晋の君主とした。
表
話
編
歴
晋の君主
唐叔虞
晋侯燮
武侯
成侯
詞
靖侯前858-前841
釐侯前840-前823
献侯前822-前812
穆侯前811-前785
殤叔前784-前781
文侯前780-前746
成師(桓叔)の曲沃就封で、晋は翼の宗家と曲沃の分家に分裂
翼宗家
昭侯前745-前739
孝侯前739-前724
鄂侯前723-前718
哀侯前717-前710
小子侯前709-前706
晋侯緡前706-前679断絶
曲沃分家
桓叔前745-前731
荘伯前731-前716
武公前716-前678
曲沃の武公が翼の晋侯緡を滅ぼし、晋が再統一される
武公前678-前677
献公前676-前651
奚斉前651
卓子前651
恵公前650-前637
懐公前637-前636
文公前636-前628
襄公前627-前621
霊公前620-前607
成公前606-前600
景公前599-前581
詞前580-前573
悼公前572-前558
平公前557-前532
昭公前531-前526
頃公前525-前512
定公前511-前475
出公前474-前457
哀公前456-前438
幽公前437-前420
烈公前419-前393
孝公前392-前378
静公前377-前376
カテゴリ