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出典検索?: "卒業式"
卒業式(そつぎょうしき、英: Graduation ceremony[1])は、学校における教育課程を全て修了したことを認定し、卒業証書を授与することで門出を祝う式典である。
欧米でも大学の学位授与の式典はあるが、各学校の修了ごとに祝う式典は日本と韓国でのみ見られる習慣である。また、卒業生が教諭・教授や両親への感謝を伝え、節目をつける式典でもある。
なお本項では、卒業式後の学籍満了日についても詳述することとする。 小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校および特別支援学校では、式典で「卒業証書」を授与することから「卒業証書授与式」と呼ばれる(これについては次の「#歴史」を参照)。 一方で大学においては、大学院修了者に対しては「卒業証書」は授与されず「学位記」のみが授与されるため、大学院のみで行う場合は「学位記授与式」、学部と合同で行う場合は「大学院修了式・大学卒業式[2][3]」「学位記授与式[4][5]」など各校によって呼称には差が見られる。 幼稚園および特別支援学校の幼稚部においては「卒園式」と呼ばれ、「卒園証書」が授与される。なお、保育所(保育園)[注釈 1]でも「卒園式」が行われる。 日本では1872年(明治5年)の学制の施行に伴い、各等級(学年)ごとに試験修了者に対して卒業証書を授与したことに起源を持つ[6]。その後、明治10年代ごろ(1870年代半ばから1880年代にかけて)に現在のような独立した儀式として定着した。 2020年(令和2年)は新型コロナウイルス感染症拡大の問題に直面し、この年の卒業式が相次いでキャンセルとなった[7]。一方で感染の拡大状況を見ながら延期して行った学校もあり、その際には参加者同士の密集を防ぐために式を複数回に分けて行う、身体的距離を保つために席の間隔を空けるなどといった工夫がなされた[8]。これらの対策は翌年以降も継続して取り入れられている[9]。
卒業式の呼称
歴史
日本における卒業式日本の卒業式(北海道室蘭市)