半分の月がのぼる空
ジャンル学園[1]、恋愛[1]
小説
著者橋本紡
イラスト山本ケイジ
出版社メディアワークス
その他の出版社
ブリス出版
台湾国際角川書店
広州天聞角川動漫
掲載誌電撃hp
レーベル電撃文庫
刊行期間2003年10月10日 - 2006年8月10日
巻数全8巻(本編6巻+短編2巻)
漫画
作者B.たろう
出版社メディアワークス
掲載誌月刊電撃コミックガオ!
発表号2006年10月号 - 2007年1月号
巻数全2巻 (未完)[2]
アニメ
原作橋本紡
監督ユキヒロマツシタ
シリーズ構成高山カツヒコ
脚本高山カツヒコ
キャラクターデザイン小原充
音楽光宗信吉
アニメーション制作グループ・タック
製作ポニーキャニオン
放送局 WOWOW
放送期間2006年1月12日 - 2月23日
話数全6話
ドラマ
監督位部将人
『半分の月がのぼる空』(はんぶんのつきがのぼるそら)は、橋本紡による日本のライトノベル。また、それを原作とする漫画・アニメ・テレビドラマ・実写映画作品である。イラストは山本ケイジが担当している。略称は「半月」[4]。電撃文庫(メディアワークス)より2003年10月から2006年8月まで刊行された。2010年4月時点で累計発行部数は160万部を突破している[5]。2010年には電撃文庫版をリメイクした完全版が刊行された。『このライトノベルがすごい!』作品部門では2006年版で10位を獲得している[6]。 不治の病に侵された少女と、同じ病院に入院した少年との出会いを通して"いつかは終わりの来る日常"を描く、恋愛小説である[7]。作者の入院生活から生まれた作品で、作者の生まれ育った三重県伊勢市を舞台としているが、実際の伊勢とは多少異なり、作者の思い出に残されている伊勢で物語は進んでゆく(とはいえ、繁華街の衰退など、伊勢の実情を反映した描写になっており、登場人物の行動にも深く関わっている。ただし、現実と時系列が前後している記述もある)。地名なども実際の伊勢とは一部変えられている。 本作中には様々な文学小説が登場する。主なものは
概要
1巻『蜜柑』(芥川龍之介)、『ピーターラビット』(ビアトリクス・ポター)
2巻『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治)
3巻『チボー家の人々』(マルタン・デュ・ガール)
4巻『山月記』(中島敦)
5巻『人間失格』(太宰治)が出てくる。