千軒駅
駅舎正面(1987年12月)
せんげん
Sengen
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千軒駅(せんげんえき)は、北海道(渡島支庁)松前郡福島町字千軒にかつて設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)松前線の駅(廃駅)である。電報略号はセケ。事務管理コードは▲141504[1]。 当駅が所在した地名より。地名は、近辺に存在する山「大千軒岳」の名前に由来する。1628年(寛永5年)、この山に金鉱が開かれ、開発で千軒の人家があったためにこの名になったという[6]。 廃止時点で、島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった。その他に上り線側に副本線(側線扱い)、下り線側に松前方から分岐してレール末端部分には枕木による車止めが設置された[7]行き止まりの側線を1線有していた[6]。この側線に接して、旧貨物ホームが残存していた[7]。
歴史
年表
1938年(昭和13年)10月21日:国有鉄道福山線渡島知内駅 - 当駅間の開通に伴い、碁盤坂駅(ごばんざかえき)として開業[2][3]。一般駅[4]。
1942年(昭和17年)11月1日:当駅 - 渡島吉岡駅間の開通に伴い、中間駅となる[2][3]。
1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
1953年(昭和28年)11月8日:福山線が松前線に改称[2][3]。
1970年(昭和45年)12月12日:出札・改札業務を停止し、旅客業務については無人化され、簡易委託駅となる。但し、運転要員は継続配置。
1971年(昭和46年)4月26日:貨物の取り扱いを廃止[4]。
1972年(昭和47年)3月15日:千軒駅に改称[3][5]。
1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取り扱いを廃止[4]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、日本国有鉄道から北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[4]。
1988年(昭和63年)2月1日:松前線の全線廃止に伴い、廃駅となる[2][3]。
駅名の由来
駅構造