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千葉港
Chiba Port
千葉港の工場夜景
所在地
国 日本
所在地千葉県(千葉市、船橋市、市川市、習志野市、市原市、袖ケ浦市)
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度36分17.1秒 東経140度05分59.2秒 / 北緯35.604750度 東経140.099778度 / 35.604750; 140.099778座標: 北緯35度36分17.1秒 東経140度05分59.2秒 / 北緯35.604750度 東経140.099778度 / 35.604750; 140.099778
詳細
開港1954年(昭和29年7月)
管理者千葉県
種類国際拠点港湾
面積約24,800ヘクタール
LOCODEJP_CHB
統計
統計年度2015年度(参考)
発着数約6万6千隻(入港数のみ)
貨物取扱量約1億7千万トン
コンテナ数約4万2千TEU
貨物総額約3兆円規模(貿易額)
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千葉港(ちばこう)は、千葉県千葉市、船橋市、市川市、習志野市、市原市、袖ケ浦市に跨る港湾法上の国際拠点港湾である。港則法上の特定港に指定されている。日本三大港湾、日本三大貿易港とも称される。港湾管理者は千葉県。
京葉工業地帯の拠点港であり、貨物取扱量においては全国第1位、世界第6位[1]の実績を持つほか、貿易額および入港船舶総トン数は全国第4位、入港船舶隻数は第6位、港湾空間規模は日本一である[2][3]。日本屈指の工場夜景都市として日本8大工場夜景(千葉市)・日本11大工場夜景(千葉市、市原市)に選定されている。千葉中央港旅客船桟橋の隣接地には旅客ターミナル等複合施設「ケーズハーバー」が整備され、みなとオアシスに指定されている。
概要千葉港のシンボル「千葉ポートタワー」
東京湾奥部にあり、北は市川市より南は袖ケ浦市まで海岸線の総延長約133キロメートルと、京葉工業地帯のほぼ全域にまたがる国際拠点港湾(拠点港・工業港)である。港湾空間規模は日本一であり、国内最大級の貨物取扱量を始め、貿易額、入港船舶総トン数、入港船舶隻数などにおいて、日本を代表する国際港として日本三大貿易港の一つに数えられる。
政令指定都市および県庁所在地である千葉市、中核市最多の人口を抱える船橋市、50万都市の市川市のほか、市原市、習志野市、袖ケ浦市の計6市が所在し、これらの市の人口は計約260万人であり、大規模商圏における拠点港として発展している。
1954年(昭和29年)7月1日に国際貿易港として関税法の「開港」に指定され、その後、1965年(昭和40年)には特定重要港湾に指定。1968年(昭和43年)の千葉港の港湾区域拡張により地方港湾であった船橋港が千葉港に編入され、その結果、千葉港は6市の地先水面を港湾区域とする大港湾となり、現在は約24,800ヘクタールと日本一広い水域面積を有している。更に、2011年(平成23年)4月には国際拠点港湾に指定された。
港湾に係る基幹産業(大規模施設)として、発電所、製鉄所、製油所、造船所のほか、コンテナターミナル、物流センター、LNG基地、石油コンビナートなどを有する。
火力発電所(東京電力千葉火力発電所・姉崎火力発電所・五井火力発電所・袖ケ浦火力発電所、JFE千葉クリーンパワーステーション発電所など)
風力発電所(日本風力開発MJウィンドパワー市原など)
製鉄所(JFEスチール東日本製鉄所など)
製油所(コスモ石油、極東石油工業、出光興産、富士石油など)
造船所(三井造船など)
千葉中央地区の蘇我副都心は、JFEスチール東日本製鉄所(中央区川崎町)の企業城下町となっている。周辺にはハーバーシティ蘇我などの大型商業施設やジェフユナイテッド市原・千葉のホームスタジアムであるフクダ電子アリーナなど、千葉北部地区の幕張新都心と同様にウォーターフロント開発が著しく行われている。
港湾整備として強震観測を継続的に実施し、耐震強化岸壁の整備が進められており、災害時には緊急物資輸送の役割を担う。保安措置としてもSOLAS条約に対応した埠頭保安規程が承認されている。また自然的環境を整備又は保全について定めた港湾環境計画を策定しており、港湾環境整備施設(港湾緑地・海浜公園)として千葉ポートパーク、幕張海浜公園、船橋港親水公園、袖ケ浦海浜公園のほか、総延長4,320メートルの人工海浜(いなげの浜、検見川の浜、幕張の浜)など自然再生事業の展開を積極的に行っている。近年ではマリーナ施設の整備や千葉中央港旅客船桟橋(旅客船さん橋)の供用を開始し、一帯は2018年(平成30年)3月24日にみなとオアシスの登録をしていて、みなとオアシス千葉みなととして、代表施設であるケーズハーバーを観光の拠点施設として、海辺の魅力発信や賑わい創出に取り組んでいる。 本港の正式名称は「ちばこう」であり、「ちばみなと」は誤読である。JR東日本・千葉都市モノレール「千葉みなと駅」においても、1986年(昭和61年)日本国有鉄道(国鉄)京葉線の千葉港駅(ちばみなとえき)として開業しており、「ちばこう」との誤読を防ぐため、駅名標や方向幕などでは当初から「千葉みなと」と表記されることが多かった。
名称
名称の混同