千葉中央駅*
東口(京成ホテルミラマーレ、2019年11月)
ちばちゅうおう
Chibachūō
千葉中央駅
配線図
凡例
12
↓千葉寺駅
西口(京成千葉中央ビル、2021年12月)建替前の西口駅ビル(2008年3月)[1]ミーオ1 京成千葉駅から続くシーワン(高架下商業施設)に接続ミーオ2 上層階は京成ローザ10イースト
千葉中央駅(ちばちゅうおうえき)は、千葉県千葉市中央区本千葉町にある京成電鉄の駅である。千葉線の終点で千原線の起点。駅番号はKS60。 当駅は中央区本千葉町15番1号に位置し、当駅と千葉駅および京成千葉駅の両駅間は約1キロメートルほどの商業施設(ペリエ千葉ストリート1、シーワン、ユアエルム千葉店ミーオ1)にてつながっている。 千葉県の県庁所在地及び政令指定都市である千葉市中心街にある駅の一つである。当駅から千葉駅・京成千葉駅及び千葉都市モノレール1号線の葭川公園駅にかけての中心市街地(富士見地区から中央地区)には企業のオフィスビル、銀行や商業施設、家電量販店などが林立する繁華街となっており、関東有数の市場規模を誇る。 駅東口は再開発事業で複合型ホテルとして建設が進められ[2]、2002年(平成14年)9月6日に京成ホテルミラマーレ(旧千葉京成ホテル)・京成ローザ10(映画館)・ユアエルム千葉店ミーオ(商業施設)・千葉中央駅前交番が入居する超高層建築物が完成した[3]。また、駅西口の複合商業施設である千葉中央駅西口ビルは、老朽化が進んでいたことから2018年(平成30年)8月より建て替え工事が進められ、2021年10月に京成千葉中央ビルとして完成した。これにより同駅の拠点性を高める効果を狙う[4]。 千葉線と千原線が乗り入れており、前者の終点かつ後者の起点である。ただし、両路線の運転系統は一本化している。千原線ちはら台からの列車は全て千葉線へ直通運転し、千葉線京成津田沼方面からの列車の半数、新京成電鉄からの列車の全てが当駅止まりである。当駅からの上り列車の行き先は京成上野、津田沼、松戸行きが存在するが、1990年代までは1日1本都営地下鉄浅草線直通の普通西馬込行きが存在した。 千原線は千葉急行電鉄の路線であった経緯から、京成の他路線とは異なる運賃体系となっており、キロ数計算は当駅で打ち切られる。詳細は「京成電鉄#運賃」を参照。 当駅付近でJR外房線が並走している。現在当駅がある場所は外房線本千葉駅の跡地で、当駅と共に本千葉駅も今の場所に移転したため、現在は外房線側に駅はない。
概要
乗り入れ路線
歴史
1921年(大正10年)7月17日 - 千葉駅として[5]、現在の千葉中央公園(千葉市中央区中央一丁目12番、北緯35度36分36.5秒 東経140度7分15.8秒
1931年(昭和6年)11月18日 - 連絡運輸開始に伴い京成千葉駅に改称[7][8][注釈 1]。
1945年(昭和20年)7月7日 - 千葉空襲により駅舎焼失[9]。
1958年(昭和33年)
2月10日 - 戦災復興都市計画に伴う区画整理事業に伴い、日本国有鉄道(国鉄)本千葉駅跡の現在地に移転。駅舎などが未完成のため、仮開業だった[10]。
6月14日 - 地上4階、地下1階からなる京成千葉駅ビルが竣工。当時県内唯一だったエスカレーターを設置した[11]。
1967年(昭和42年)
5月24日 - 新千葉 - 京成千葉駅間の高架複線化工事完成[8]。
12月1日 - 京成千葉駅西口ビル開業[11]。
1974年(昭和49年)8月10日:自動改札機4通路分設置、使用開始[8][11]。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に際して、国鉄千葉駅前駅を京成千葉駅と改称するのに伴い、千葉中央駅に改称[12]。