この項目では、北海道旅客鉄道の鉄道路線の千歳線について説明しています。
北海道中央バスのバス路線の千歳線については「千歳線 (北海道中央バス)」をご覧ください。
あつまバスのバス路線の千歳線については「あつまバス」をご覧ください。
千歳線
733系電車による千歳線の快速列車
(2016年3月 新札幌駅)
基本情報
国 日本
所在地北海道
種類普通鉄道(在来線・幹線)
起点沼ノ端駅(本線)
南千歳駅(支線)
終点白石駅(本線)
新千歳空港駅(支線)
駅数一般駅:1駅
旅客駅:14駅
貨物駅:1駅
信号場:2か所
電報略号チセセ[1]
路線記号○H(沼ノ端駅 - 白石駅間)
○AP(新千歳空港駅)
路線記号については当該記事も参照
開業1926年8月21日(沼ノ端駅 - 東札幌駅 - 苗穂駅間)
1973年9月9日(北広島駅 - 新札幌駅 - 白石駅間)
1992年7月1日(南千歳駅 - 新千歳空港駅間)
廃止1973年9月10日(北広島駅 - 東札幌駅 - 苗穂駅間)
所有者北海道旅客鉄道(JR北海道)
運営者北海道旅客鉄道(JR北海道)
(全線 第一種鉄道事業者)
日本貨物鉄道(JR貨物)
(沼ノ端 - 白石間 第二種鉄道事業者)
車両基地札幌運転所・苗穂運転所
使用車両運行形態の節を参照
路線諸元
路線距離56.6 km(沼ノ端駅 - 白石駅間)
2.6 km(南千歳駅 - 新千歳空港駅間)
軌間1,067 mm
線路数複線(沼ノ端駅 - 白石駅間)
単線(南千歳駅 - 新千歳空港駅間)
電化区間全線
電化方式交流20,000 V・50 Hz
架空電車線方式)
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-DN
最高速度120 km/h(沼ノ端 - 白石間)
95 km/h(南千歳 - 新千歳空港間)
路線図
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千歳線(ちとせせん)は、北海道(胆振管内)苫小牧市の沼ノ端駅から北海道(石狩管内)札幌市白石区の白石駅を結ぶ本線と、北海道(石狩管内)千歳市の南千歳駅から分岐して同市の新千歳空港駅に至る支線(空港線)からなる北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道路線(幹線)である。 沼ノ端駅で室蘭本線、南千歳駅で石勝線、白石駅で函館本線と接続する。列車運行上の千歳線は、室蘭本線の苫小牧駅 - 沼ノ端駅間及び、函館本線の白石駅 - 札幌駅間を含めた苫小牧市の苫小牧駅から札幌市北区の札幌駅まで (71.2 km・17駅) である。 JR北海道の道内完結路線で唯一全線が複線化(支線は除く)されている路線である。なお、函館本線と並列している白石駅 - 札幌駅間は互いに列車密度が高いため柔軟な運用ができるように専用の複線を走行している。本線区間では日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物列車も運行される。札幌市から道南・道東へと至る主要幹線であると同時に、新千歳空港へのアクセス路線、札幌近郊の通勤輸送路線、札幌都市圏と道外への物流ルートとしての多彩な性格を併せ持つ。特に南千歳以北の区間は、北海道内では有数の過密ダイヤ路線である。一方で、サッポロビール庭園駅、植苗駅では普通列車でも通過する列車が存在する。また、美々駅は利用客の減少により2017年(平成29年)3月4日に廃止され[JR 1]、美々信号場となった[2]。 支線を含む全線が、室蘭本線の苫小牧駅 - 沼ノ端駅間と合わせてIC乗車カード「Kitaca」の利用エリアに含まれている。支線である南千歳駅 - 新千歳空港駅間は加算運賃区間のため、キロ数で計算した運賃に20円が加算される。なお、この加算運賃は2019年(令和元年)9月末までは140円であった[JR 2][JR 3]。 停車場・施設・接続路線 -
概要
歴史
T…トンネル(隧道)
トンネル、橋梁(河川)は主要なものを掲載
凡例
8.8苫小牧駅 1892-
日高本線(旧線) 1913-1962
苫小牧市:市営公共臨港線 1963-1991
苫小牧港開発株式会社線 1968-2001
0.0沼ノ端駅 1898-
富内線(旧線) 1922-1943
室蘭本線(岩見沢方面) 1892-
6.4植苗駅 1926-
2.6
新千歳空港駅 1992-