ちくらまち
千倉町
高家神社
千倉町章
千倉町旗千倉町章
廃止日2006年(平成18年)3月20日[1]
廃止理由新設合併
富浦町・富山町・三芳村・白浜町・千倉町・丸山町・和田町
→南房総市[1]
現在の自治体南房総市
廃止時点のデータ
国 日本
地方関東地方
都道府県千葉県
郡安房郡
市町村コード12466-4
面積36.64 km2
総人口12,527人
(2004年10月1日)
隣接自治体館山市、安房郡:白浜町、丸山町
町の木ウメ
千倉町役場
所在地〒295-0004
千葉県安房郡千倉町瀬戸2294
外部リンク ⇒ちくら、千倉、千倉町
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度57分 東経139度57分 / 北緯34.95度 東経139.95度 / 34.95; 139.95
千倉町(ちくらまち)は、かつて千葉県の安房郡に存在していた町。館山都市圏に属していた。
平成の大合併に伴い2006年(平成18年)3月20日に、同じ安房郡内の富浦町、富山町、三芳村、丸山町、和田町、白浜町と新設合併し、南房総市となったため消滅した[1]。 房総半島の南部に位置する。 かつては、「寒サバ」や[2]「春サバ」などの鯖漁や[3]、秋刀魚を中心とする漁業が盛んであった[4]。しかし、1989年(平成元年)に鯖漁が1986年(昭和61年)以降で最低に落ち込み[5]、その翌年の1990年(平成2年)にはさらのその6分の1となるなど資源枯渇と水温低下による不漁が深刻化した[6]。 秋刀魚漁は船を併用する形で行われていたことから鯖漁の極度の不振を受けて並行して船の数が減り[7]、壊滅的な減少に見舞われることになった[4]。 町内にある千葉県水産試験場は、1990年(平成2年)に千倉沖にコンクリートブロックを沈めて漁礁を作り[8]、鮑の稚貝を大量集中放流することで海中牧場化する養殖に着手し[9]、1992年(平成4年)に収穫して育てる漁業への転換を図り[10]、2001年(平成13年)には房州ちくら漁業協同組合がアワビ養殖に正式に着手することになった[11]。 こうした漁業などの盛んな「黒潮文化」の1つである「白間津の大祭
地理
また、「高塚不動尊」も海上安全や大漁の守護神とされる海の生活と結びついて信仰されている[18]。