千代田区立九段中等教育学校
富士見校舎
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度41分46.6秒 東経139度44分50.0秒 / 北緯35.696278度 東経139.747222度 / 35.696278; 139.747222
千代田区立九段中等教育学校(ちよだくりつ くだんちゅうとうきょういくがっこう)は、東京都千代田区九段北二丁目にある公立中等教育学校。
後期課程(高等学校に相当)は東京都内の公立高校では唯一東京都が設置しない(東京都立以外の)高校。
校舎は2つに分かれており、前期課程と後期課程4年生がいる九段校舎が九段北二丁目にあり、後期課程5・6年生がいる富士見校舎が富士見一丁目にある。九段校舎が主であり、所在地もこちらを使用している。 東京市設立の旧制第一東京市立中学校を前身とする東京都立九段高等学校と、千代田区立九段中学校とが統合することで、東京23区の区立初の中高一貫校となった。高校課程を有する教育施設で「区立」であるのは当校が全国唯一である[1]。 教育目標は「知性・感性を磨き、豊かな想像力を培う。」「心身を鍛え、自主自立の精神を養う。」「主体的に社会貢献する意欲と態度を醸成する。」を軸にして「豊かな心 知の創造 未来貢献」としている。 与謝野鉄幹が作詞、山田耕筰が作曲した都立九段高等学校の校歌に手を加えたものを校歌としている。 入学試験は、千代田区在住者のA区分80名と、区外のB区分80名がある。A区分で受験するには 、受験の前年の4月1日現在に千代田区内に住所を有しており6年間居住することが条件となる。九段中等の開校により、それまで低かった千代田区立の中学校への入学率が上昇した。B区分で受験するには、都内に住所を有していて、入学後も引き続き卒業まで都内から通学することが条件となる。 1924年(大正13年)に開校した第一東京市立中学校から続く歴史と伝統は、「この上もなく大きく、この上もなく強く、しかも正しい」という「至大至剛の精神」として東京都立九段高等学校を経て現在の千代田区立九段中等教育学校に引き継がれている。第一東京市立中学校初代校長の成田千里は、徳体三位一体の新教育を理想とし、大正デモクラシーの気風を引き継ぎ、他校とは一線を画した独自の自由、かつ「至大荘」に代表される質実剛健な校風を生んだ。制服は府立五中などと共に、当時としては画期的な背広であった。国立栄養研究所の指導の下で、学校給食が出されていた時期もあった。進学面では主に旧制一高へ多数の進学者を輩出した。 校風や行事、伝統などを引き継ぐことを約束に2006年に中高一貫校化。2019年度現在、全学年が適性検査を経ての入学生である。
概要
沿革
歴史
1998年(平成10年)9月 - 千代田区中学校教育検討委員会設置。
2002年(平成14年)11月 - 千代田区教育委員会「千代田区の中等教育将来像」決定。