千と千尋の神隠し
Spirited Away
監督宮崎駿
脚本宮崎駿
原作宮崎駿
製作鈴木敏夫
製作総指揮徳間康快
出演者柊瑠美
入野自由
夏木マリ
内藤剛志
沢口靖子
上條恒彦
小野武彦
菅原文太
音楽久石譲
主題歌木村弓 「いつも何度でも」
撮影奥井敦
編集瀬山武司
制作会社スタジオジブリ
製作会社「千と千尋の神隠し」 製作委員会
配給東宝[1]
公開 2001年7月20日
海外:参照
上映時間124分
製作国 日本
言語日本語
(各言語による吹替・字幕)
興行収入316億8,000万円[2][注 1]
テンプレートを表示
『千と千尋の神隠し』(せんとちひろのかみかくし)は、2001年に公開された日本の長編アニメーション映画。原作・脚本・監督は宮崎駿。2001年(平成13年)7月20日に日本公開。興行収入は316億8,000万円で[2]、『タイタニック』を抜いて、日本歴代興行収入第1位を達成し[7]、第52回ベルリン国際映画祭では『ブラディ・サンデー』と同時に金熊賞を受賞した[8]。
制作のきっかけは、宮崎駿の個人的な友人である10歳の少女を喜ばせたいというものだった。この少女は日本テレビの映画プロデューサー、奥田誠治の娘であり、主人公・千尋のモデルになった[9]。企画当時宮崎は、信州に持っている山小屋にジブリ関係者たちの子供を集め、年に一度合宿を開いていた。宮崎はまだ10歳前後の年齢の女児に向けた映画を作ったことがなく、そのため彼女らに映画を送り届けたいと思うようになった[10]。
宮崎の友人である映画監督ジョン・ラセターの尽力によって北米で公開され、第75回アカデミー賞ではアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した[11][注 2]。2016年のイギリスBBC主催の投票では、世界の177人の批評家が「21世紀の偉大な映画ベスト100」の第4位に選出した[12]。2017年にはニューヨークタイムズ選定21世紀最高の外国語映画ランキングで2位に選ばれた[13]。
2016年に行われたスタジオジブリ総選挙で1位に輝き、同年9月10日から19日の10日間、全国5か所の映画館にて再上映された。2020年6月26日より日本372の劇場で『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『ゲド戦記』とともに再上映され[14]、週末観客動員数で1位となった[15](#再上映も参照)。