十津川警部シリーズ
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『十津川警部シリーズ』(とつがわけいぶシリーズ)は、西村京太郎推理小説のシリーズ作品。
概要

警視庁刑事部捜査一課の十津川省三警部を主人公とし、相棒の亀井定雄や一課の刑事と共に様々な事件を解決する。初出は1973年に刊行された『消えたタンカー』で、1978年に刊行された『寝台特急殺人事件』で大きく知名度を上げた。2時間ドラマの原作として人気があり、民放各局がテレビドラマのシリーズや単発作品を制作している。

『寝台特急殺人事件』以降、日本各地を走る列車を舞台にした作品を発表しており、ドラマ作品も列車関係の原作を使用したものが多いが、小説では時事問題や日本史、オカルトといったジャンルも取り扱っておりその作品の幅は広い。また、列車の爆破や脱線転覆、捜査課刑事の殉職など比較的過激な描写も見られる。
登場人物

俳優名は、『土曜ワイド劇場』 / 『火曜ミステリー劇場』 / 『ザ・サスペンス』 / 『月曜名作劇場』 / 『女と愛とミステリー』 / 『月曜プレミア8』 の順。
十津川省三警視庁刑事部捜査一課警部。部下の亀井刑事をパートナーとして多くの事件解決に当たっている。7-10人程度で構成される「十津川班」のリーダーである。詳細は「十津川省三」を参照
亀井定雄警視庁刑事部捜査一課所属の警部補(あるいは巡査部長)。十津川の良き相棒。高校卒業後警視庁入庁。年齢は45歳。髪は白髪交じりであり、体型は太っているが、後に小柄で細身という描写がされた。通称はカメさん。詳細は「亀井定雄」を参照
十津川の上司
三上(みかみ) / 三浦(みうら)
演 - 【土曜ワイド劇場】
川辺久造(#26・#28・#30・#32) ⇒ 夏八木勲(#45) / 【火曜ミステリー劇場】鈴木瑞穂加藤和夫 / 【月曜名作劇場】西岡コ馬警視庁刑事部部長。年齢は54歳。大阪府出身。T大卒業のキャリア組。21年前は松江警察署署長を務めていた。それから警視庁捜査一課長を経て[注 1]、部長となった。ひとたび事件が起これば自ら本部長となり、会議にも頻繁に顔を出す。基本的に十津川たちを褒めたりねぎらったりすることはないが、機嫌がいい時は珍しく褒めたりする。十津川のことは「警視庁で最も優秀な刑事」「将来警視庁を背負って立つ人物」と高く評価している(『十津川警部の標的』)。体格はスマートで背が高く、背広を着た姿は警察官というよりは高級官僚のような印象である。また顔付きも相まって厳格な雰囲気を醸し出している。ただし後の作品では「小柄」と描写されるようになり、時限爆弾を前にした時は十津川に抱き抱えてもらって逃げ果せたことがある。面子を重んじるため「自衛隊に借りを作るなど以ての外」と考えている。怒りっぽい性格で感情がすぐ表情に出る。慎重居士だが容疑者をクロと断定したら十津川に逮捕を急かせるなど性急なところがある反面、マスコミに叩かれるなどして一度弱気になるとどこまでも臆病になってしまう。容疑者として見ていた人物が実は無実だったと知り、十津川が保護を呼びかけようとした際は「捜査方針の間違いを公言するようなものだから、マスコミには容疑者を罠に掛けるために呼びかける」ということにして面子を守ろうとした。また警視庁内で自殺者が出た時は、マスコミから叩かれるのを恐れて自殺者の葬式を欠席している(結果的に本多と十津川に対応を押し付けてしまった)。一方で実直で実務的なところもあり、上からの圧力に目を瞑ったりなど、それは十津川も認めている[注 2]。他にも記者会見での発表や、県警に対する捜査の了解なども彼の仕事である。また殺人犯が友情を裏切って相手を殺したと知った時には義憤に駆られた姿を見せることもあり、亀井刑事にも通じる一面を持つ。その他、容疑者に同情して「もしも犯人の境遇が悪くなければこんな事件は起こらなかったのだろうか?」と十津川に言った時は、「捜査にそんな感情は邪魔でしかなく、実現しなかった可能性を語ることに意味はない」ときっぱりと言われている。恋愛や男のロマン的なものに対して理解があり、「若い頃は女性を格好よく助ける自分を夢見たことがある」「十津川君は頭が固いから男女の恋愛に疎い」という旨の発言をしたことがある。推理力があるので十津川の捜査方針に疑問や突っ込みなどをよく行う。自分の推理を口にする時は自信満々に披露するが、大抵は的外れなので十津川に指摘されると機嫌を悪くする。他にも「〇〇が犯人に違いないから逮捕しろ」と勇み足を踏んでも「状況証拠しかないから逮捕状は下りない」と十津川に諭され怒鳴るのが定番。ただし十津川が勇み足を踏んで「絶対に〇〇が犯人です。推理に自信があります」という時は逆に不安になる姿も見せる。十津川や本多からの評価は「ウチの部長は気が弱い」と共通しており、警察幹部による殺人が起きた時は「部長に相談しても捜査を許さない」として本多が責任になる形で独自捜査をされてしまっている。とはいえ別の事件で警察幹部に疑いが掛かった時は、十津川からスパイを頼まれ「期待しないでくれ」と渋々ながらもやるべきことはやっている。十津川からの評価は「少々頼りないところもあるが金で転ぶ人間ではない。だから信頼している」「嘘がつけない人間」「自分や亀井刑事だけでは暴走してしまうから誤認逮捕を避けるためにも三上のような慎重な人間は必要」「部下想い」「圧力に簡単に屈する人間ではない」。ただし当初は「三上を煙たいと思うことがある。三上がいなければ事件はもっと早く解決するはずだ」と考えていた。『十津川警部の決断』では主要キャラクターとして登場しており、三上の様々な姿が見られた。十津川が「一週間以内に犯人を逮捕できなかったら責任を取る」ということで辞表を預かっていたが、期日を過ぎても犯人逮捕の連絡がなかったので辞表の処理に困っていた(十津川と亀井にはこのことを忘れられていたようである)。十津川の捜査方針に反対の声を出すことが多いが、妥協してチャンスを与えることから十津川にはある意味尊敬されている。ただし中立的な立場を貫くことが多く、十津川が同僚の罠によって殺人の容疑が掛かった時は、十津川の逮捕に待ったを掛ける一方で同僚刑事を処分することもできなかった(これは三上というより上からの意向が強く働いた結果とのこと)。亀井には「玉虫色」と陰口を言われている。将来は政界に進出することを考えており、政治的な行動をとることもある。保守系の議員と知り合いであり、暴力団抗争の阻止の際には助力を求めた。このため政治家や警察幹部OBからの圧力には滅法弱く、十津川に捜査の中断(別の事件を担当させるなど)を命じたことも一度や二度ではない。ただし十津川と亀井の捜査によって元警察幹部の犯罪を知った際は、戸惑いながらもマスコミの的になるのを承知で逮捕に踏み切った。犯罪者との取引は決して行わず、政治的な圧力に関しても「状況証拠があればそんなものは無視して捜査を続ける」と十津川に述べている。また代議士から圧力を掛けられても内心では腹を立たせているため、十津川を強引に止めるようなことはしない。十津川のことは「たとえ秘密を知ったとしてもそれを口外しない人間」として見て信頼しており極秘任務を命じたことがある。また首相から「信頼できる刑事を内密に寄越してほしい」と頼まれた時も真っ先に十津川と亀井を向かわせている。十津川が潜入捜査をすることになった時は、彼の身を案じるよりも捜査が上手くいくかどうかの方を気にかけていた(この時、十津川の方は「刑事部長として当然の心配だ」と気にしていなかった)。しかし十津川が怪しい薬で正気を無くした時は亀井と共に病院に駆けつけるなど、根柢の部分では部下の身を案じている。また亀井の息子・健一が誘拐され犯人逮捕の決め手となった証拠物件との引き換えを要求された時も「犯人と取引してもいい」と述べている。また警察官が犯罪組織に人質に取られた時は「強制捜査を行う」と勇ましいことを言いながらも結局踏ん切りはつかなかった。十津川が誤った推理から先走り、三上を通さず副総監に逮捕状の請求を依頼し誤認逮捕してしまった時は「辞表を用意しておけよ」と冷たく突き放している。しかし十津川を捜査から外さなかったり、普段はやらないような金銭的支援(会計に掛け合った)を行うなど本心のほどは定かではない。『「裏切り」』では汚職警察官の悪事を隠蔽するべく工作に走り、共犯者を脅して嘘の証言をさせたり、代議士に頭を下げたりして回っていた。だがそのやり方では汚名を着せられた刑事の無実が証明されないため十津川に反旗を翻されてしまう(三上は刑事一人より警察全体の威信を優先した)。十津川は汚職警官の犯罪を知る者からその証拠品を提示され「買い取るなら渡す。買わないなら新聞社に送る」と取引に誘われるが、三上の態度から「何もしない」と決めていたため拒否。結果、三上の思惑とは裏腹にすべてが明るみに出てしまった。『特急「富士」に乗っていた女』で北条早苗が殺人の容疑で逮捕された際は、亀井の提案で偽物を見つけるべくマスコミに協力を仰ぐ。しかし「でっち上げ」だと頭から決め付けて信用しなかったため、怒った三上は「もしそうなら自分は辞職する」と強気に出てマスコミを驚かせた。これらのことから一貫して「目先の手柄や面子よりも人命を優先する」人物である。


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