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歴
十字軍(じゅうじぐん、ラテン語: cruciata、英語: crusade)とは、中世に西ヨーロッパのキリスト教、主にカトリック教会の諸国が、聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した遠征軍のことである。
一般には、上記のキリスト教による対イスラーム遠征軍を指すが、キリスト教の異端に対する遠征軍(アルビジョア十字軍)などにも十字軍の名称は使われている。
実態は必ずしも「キリスト教」の大義名分に当て嵌まるものではなく、中東に既にあった諸教会(正教会・東方諸教会)の教区が否定されてカトリック教会の教区が各十字軍の侵攻後に設置されたほか、第4回十字軍や北方十字軍などでは、正教会も敵として遠征の対象となっている。また、目的地も必ずしもエルサレム周辺であるとは限らず、第4回以降はイスラム最大勢力であるエジプトを目的とするものが多くなり、最後の十字軍とされることもある第8回の十字軍は北アフリカのチュニスを目的としている。
目次
1 概略
1.1 十字軍遠征までの経緯
1.2 民衆十字軍
1.3 第1回十字軍
1.3.1 1101年の十字軍
1.3.2 ノルウェー十字軍
1.4 第2回十字軍
1.5 第3回十字軍
1.6 第4回十字軍
1.7 第5回十字軍
1.8 第6回十字軍
1.9 第7回十字軍
1.10 第8回十字軍
1.11 第9回十字軍
2 その他の十字軍
2.1 レコンキスタ
2.2 北方十字軍
2.3 アルビジョア十字軍
2.4 羊飼い十字軍
3 十字軍の影響
4 十字軍の実態
5 軍制と文化
6 イスラム側の認識
7 その後
8 脚注
9 参考文献
10 関連書籍
11 関連項目
概略
十字軍遠征までの経緯十字軍の遠征路 8回のうち、第3回、第4回、第7回、第8回は主な遠征路が海路となっている。なお、第5回と第6回は図上に示されていない。
トルコ人のイスラム王朝であるセルジューク朝にアナトリア半島を占領された東ローマ帝国の皇帝アレクシオス1世コムネノス(在位1081年-1118年)が、ローマ教皇ウルバヌス2世に救援を依頼したことが発端(1095年)。