十兵衛ちゃん2_-シベリア柳生の逆襲-
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十兵衛ちゃん
アニメ:十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密-
原作
大地丙太郎マッドハウス
総監督大地丙太郎
監督桜井弘明
脚本大地丙太郎
キャラクターデザイン吉松孝博
音楽増田俊郎
アニメーション制作マッドハウス
製作バンダイビジュアル
放送局テレビ東京
放送期間1999年4月5日 - 6月28日
話数全13話
アニメ:十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲-
原作大地丙太郎
監督大地丙太郎
脚本大地丙太郎
キャラクターデザイン馬越嘉彦
音楽増田俊郎
アニメーション制作マッドハウス
製作J2製作委員会
放送局テレビ東京
放送期間2004年1月7日 - 3月31日
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『十兵衛ちゃん』(じゅうべえちゃん)は、テレビ東京で放送されていたテレビアニメ。『十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密-』(1999年4月5日 - 6月28日放送)と『十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲-』(2004年1月7日 - 3月31日放送)がある。

モチーフとなったのは柳生十兵衛三厳である。また作中の舞台である本剣越市は、第一期で主演を務めていた小西寛子の出身地である埼玉県川越市がモデルとなっている[1]
ストーリー
十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密-

今から約300年前、江戸時代初期の剣豪、柳生十兵衛は今際の際に、弟子の小田豪鯉之助に「ラブリー眼帯」を授け、2代目柳生十兵衛を探し出せと言い残して死去する。2代目の条件は――「ぽちゃぽちゃのぷりんぷりんのぼんぼーん」。300年後の現代。2代目にいきなり指名されてしまった中学2年の少女・菜ノ花自由。彼女は「ぽちゃぽちゃのぷりんぷりんのぼんぼーん」であるため、その名を継ぐ資格があると鯉之助はいう。彼は300年間気力だけで生きながらえてきたのだ。見事認められた自由はいやいやながらも眼帯をつけたとたん、天下無双の剣の達人「十兵衛ちゃん」へと変身、柳生に代々深い恨みを持つ「竜乗寺家」からの挑戦を受けざるを得なくなったが、実は2代目柳生十兵衛の剣には秘密の力があった。
十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲-

あれから1年、念願の普通の女の子に戻り、平凡で幸せな日々を送る菜ノ花自由。しかし運命の歯車は再び回りだす。シベリアからやってきた転校生柳生フリーシャ。実は彼女は初代柳生十兵衛の忘れ形見。「自分こそが真の二代目柳生十兵衛であり、ラブリー眼帯を持つのは自分だ」との決意を持って自由に近づく。小田豪鯉之助の子、小田豪鮎之助も現れ、更に300年前「江戸柳生」によってシベリアの地まで追いやられた「北柳生」の一族も絡み合い、柳生十兵衛になることをかたくなに拒み続ける自由は、つらい選択を余儀なくされる。
登場人物
『ラブリー眼帯の秘密』
菜ノ花自由(なのはな じゆう)
- 小西寛子(1期) / 堀江由衣(2期)本作の主人公。本剣越中学校2年B組在籍。東京から転校してきた。鯉之介から二代目柳生十兵衛とされたが、本人にはまるでその気はない。天然気味でのんきな印象もあるが、家族や友人を傷つけるものは許さない強い正義感も秘めている。誰とでも打ち解けやすい親しみやすさも持つ。ラブリー眼帯を左目につけることにより無敵の剣士・二代目柳生十兵衛へ変身する。だがその姿の間は変身熱により著しく体力を消耗する。
菜ノ花 彩(なのはな さい)
声 - 藤原啓治自由の父親。職業は小説家だが、実は有名な剣豪作家・石橋漣達のゴーストライター。妻亡き後自由を男で一つで育ててきた。風邪をひいて発熱した自由を仕事の忙しさから看病することができず、危篤に陥らせたことから、仕事よりも自由を優先するようにしている。妻を医師の誤診がもとで亡くしており、医者を信用していない。2期では自由のリクエストによりオリジナルのほんわか恋愛小説を書くことになる。だが、石橋に泣きつかれ、再び代筆した事で自身が楽しんでゴーストライターをしていた事に気付く。
小田豪鯉之介(おだごう こいのすけ)
声 - 置鮎龍太郎初代柳生十兵衛の最後の弟子。「ぽちゃぽちゃのぷりんぷりんのぼんぼーん」という抽象的極まりない師の遺言をたよりに、二代目柳生十兵衛となるべき人物を300年間探し続けていた。当時の若い姿のままではあるが、気が抜けるとミイラ化する。剣の腕前はさっぱりである。自由が鯉之介笛を吹くと、どこからともなくやってくる。
竜乗寺四郎(りゅうじょうじ しろう)
声 - 中崎達也(1期) / 大津尋葵(2期)本剣越中学校3年C組在籍。剣道部部長。転校初日に竹林で迷っていた自由に出会い一目惚れする。2期では本剣越高校に進学し、1年B組に在籍する。気が多く、フリーシャに一目惚れしてしまう。2期では大猿と小猿に嘆かれるほどのヘタレとなってしまった。母親は顔は似ていないが、肝の据わった看護師。
三本松番太郎(さんぼんまつ ばんたろう)
声 - 上田祐司自由のクラスメイト。いまどき、番長を名乗る古風な男。家は「お酒造って300年」の三本松酒造。赤シャツの文字が心情に応じて変化する。転校初日に自転車で登校していた自由に一目惚れする。基本的にヘタレだが、いざという時の行動力は持っている。2期では四郎同様フリーシャに一目惚れしてしまう。
大猿(おおざる)
声 - 西村ちなみ自由のクラスメイト。番太郎の子分。1期では番太郎と小猿とともにバンカラトリオを結成していた。2期では小猿と共に博識で頼もしい人物として活躍している。フリーシャの正体を知っても友人として彼女への態度を変えなかった。
小猿(こざる)
声 - 岩坪理江(1期) / 新子夏代(2期)自由のクラスメイト。番太郎の子分。ツッコミが少々手厳しい。幸とは結婚を約束した仲である。2期では大猿と軽業ユニット・ウッキーモンキーを組む。
丸山翔子(まるやま しょうこ)
声 - 生駒治美自由のクラスメイト。通称まろ。自由の前に転校してきた関西弁の少女。自由を「いけてる餡蜜屋」に連れていこうとするがなかなか果たせない。自由・幸と転校生ラブリーズを結成しようと提案する。彩に思いを寄せる。
遠山 幸(とおやま さち)
声 - 鈴木真仁自由のクラスメイト。自由の前に転校してきた糸目の少女。大人びた口調で話すが、翔子に「さっちん」と呼ばれると「さっちんじゃねえ」と返すのがお約束。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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