この項目では、五畿七道の1つである行政区分および古代から近世の街道について説明しています。
高速道路については「北陸自動車道」をご覧ください。
北陸道(ほくりくどう、ほくろくどう、くぬがのみち)は、五畿七道の一つで、本州の日本海側の中部の行政区分であった。また、古代から近世にかけて、同所を通る幹線道路を指す名称であった。 旧国名で言うところの、若狭、越前、加賀、能登、越中、越後および佐渡を指す。「北陸道」の古訓は「クヌカノミチ」で「陸の道」の意である(『延喜式』の民部省関連部分)。同じ日本海側の山陰道と地域間交流をしており、遺跡や遺物にその痕跡が残っている。 畿内から北に伸びて、本州の日本海側の北東部を総めた行政区画であった。
「北陸道」の呼称
行政区画としての北陸道.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}令制国一覧 > 北陸道北陸道の地域
若狭国(中国・近国、現在の福井県南部)
遠敷郡(小丹生)
遠敷郷
丹生郷
玉置郷
余戸郷
安賀郷
野里郷
神戸郷
志麻郷(志摩)
大飯郡
大飯郷
佐文郷(佐分)
木津郷
阿遠郷(阿桑)
三方郡
能登郷(乃止)
?美郷(弥美)
余戸郷
三方郷
駅家郷
越前国(大国・中国、現在の福井県北部)
敦賀郡(角鹿)
伊部郷
鹿蒜郷
与祥郷