北陸大学
[Wikipedia|▼Menu]

北陸大学
太陽が丘キャンパス入口
大学設置/創立1975年
学校種別私立
設置者学校法人北陸大学
(創立時は学校法人松雲学園)
本部所在地石川県金沢市太陽が丘1-1
キャンパス太陽が丘キャンパス(本部・経済経営学部・国際コミュニケーション学部・医療保健学部・留学生別科)
薬学キャンパス(薬学部)
学部薬学部
経済経営学部
国際コミュニケーション学部
医療保健学部
研究科薬学研究科
ウェブサイトhttps://www.hokuriku-u.ac.jp/
テンプレートを表示

北陸大学(ほくりくだいがく、英語: Hokuriku University)は、石川県金沢市太陽が丘1-1に本部を置く日本私立大学1975年創立、1975年大学設置。大学の略称は北大(ほくだい)。

学校法人松雲学園が母体となった建学時は薬学中心で、2021年時点は総合大学である。
概要

1975年に開学。金沢市郊外に位置する4学部(薬学部、経済経営学部、国際コミュニケーション学部医療保健学部)よりなる。
教育および研究

薬学部は、初代学長三浦孝次が開学式の式辞で述べているように、近代薬学の理論並びに実践教育に加えて東洋の文化遺産である中国の医薬の近代化研究の推進も目指して設立されたものである[1]

経済経営学部は、経済経営法律会計ITの5分野をベースに問題解決能力を養成、同時に公務員試験への対応も行う。

国際コミュニケーション学部は、英語中国語の外国語能力と国際感覚を磨くとともに長期・短期の留学制度を充実させるなど海外体験の機会を与えている。

医療保健学部は、臨床検査技師臨床工学技士理学療法士の資格が取得可能。
学術フロンティア推進事業

2005年度(平成17年度)の文部科学省学術フロンティア推進事業に薬学部の共同研究プログラムが選定され、学術フロンティアの活動として、特別講演、大学院セミナー、サテライトミーティングなどが開催された[要出典]。
アルベス

教室での講義をコンピュータサーバーに収録蓄積し、インターネット上に配信することにより、翌日にはIDとパスワードがあれば、いつでもどこでも講義を学習できる遠隔学習システムで、学習の効率化を目的に2004年度(平成16年度)より導入されている(RVES: Real Video Education System)。
推薦入試

2006年(平成18年)から薬学部の学生確保を目指し、日本国内の全ての高等学校を指定校推薦対象校にして、同推薦による合格者を大幅増と競合の急増を図ったが[要出典]、全国の高等学校数が定員を大幅に上回る点を問題視する意見や、「一方的に指定校にすると言われても、とまどうだけ」と不快感を表す関係者も出るなど議論を呼んだ[2]
学風および特色
建学の精神「自然を愛し、生命を尊び、真理を究める人間の形成」金沢では加賀前田藩の時代より医学・薬学の研鑽が深いことから、初代三浦学長を中心に、総合大学を目指す第一歩として薬学部を設置し、薬学教育を始めた[3]。1965年以降(昭和40年代)の日本は戦後から蘇ったものの、深刻な公害薬害が発生し大きな社会問題となっていた。そのため、薬学教育は従来の西洋医学中心から転換し、東洋医薬学をより積極的に取り入れるべきとの考えで、この建学の精神が生まれた[3]
理念「グローバルアイ」北陸大学が開学して10年を経たころから、日本の国際化が活発となり、第二の学部として1987年(昭和62年)に外国語学部を設置した。これを契機として、今後は眼を大きく見開き、海外、特に中国に向けねばならないとの考えから、この簡潔な言葉をもうひとつの理念とした。たとえ国家間の関係がどうであれ、中国を正しく理解する日本人と、日本を正しく理解する中国人を、一人でも多く育てるのが使命であるとの信念となっている[要出典]。
国際交流

この大学には充実した海外流制度や多くの海外姉妹校協定校があり、海外へ留学する学生の比率は12.8%[いつ?]と全国第6位である[4]

大学の規模と比べて、外国人留学生を多く受け入れており、外国人留学生数は2010年度[5][注釈 1]は国内第23位である。

特に中国からの留学生が多い[6]
沿革

昭和40年代に金沢工業大学金沢経済大学(金沢星稜大学)などが相次いで設立されたことに刺激されて金沢に薬科大学を創設しようと有志の会合が持たれ、1972年(昭和47年)1月に三浦孝次が代表となって金沢東洋医学研究懇話会(略称金東会)が発足したのが始まりである[1]

鵜飼貞二(元金沢大学薬学部長、元静岡薬科大学長)や日本薬剤師協会長、文部省などに相談したところ認可が下りそうであったため、学校法人金東学園金沢薬科大学として設立準備を進めることとなって教員の人選や創設資金のなどに取り組んだが実現は困難な状況となった[1]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:95 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef