北鎮市(ほくちん-し)は中華人民共和国遼寧省錦州市に位置する県級市。 北鎮市は錦州市東部、医巫閭山の東麓の東経21°33′から122°12′、北緯の41°19′から41°48′にかけれ位置する。南北53.9km、東西約53.1km。 満族、漢族、回族など9民族が在住し、満族は32.7万人で全市総人口の62.4%を占める。 遼代に設置された山東県を前身とする。1189年(大定29年)に金朝により広寧県と改称された。元代になると廃止されたが、明朝が成立すると広寧衛が設置され、1664年(康熙3年)、清朝により広寧県(ambula niktongga hiyan)と改編された。中華民国が成立すると1914年(民国3年)に広東省 (中華民国)に同名の広寧県が存在したことより北鎮県と改称された。 1989年に北鎮満族自治県、1995年に北寧市とされた。2004年1月7日に市名改称が提案され、2006年3月17日に北鎮市と改称された。 5街道弁事処、11鎮、3郷を管轄する。 高山子鎮趙家村は、張学良の生母で張作霖夫人趙春桂の実家があり、旧称は趙家廟村である。 中国地名の変遷 瀋陽市
地理
民族
歴史
行政区画
街道弁事所:北鎮街道、富屯街道、広寧街道、溝幇子街道、沙子河街道
鎮:大市鎮、羅羅堡鎮、常興店鎮、正安鎮、閭陽鎮、中安鎮、廖屯鎮、趙屯鎮、青堆子鎮、高山子鎮、呉家鎮
郷:鮑家郷、大屯郷、柳家郷
交通
京瀋線の駅が9駅ある。
102国道
外部リンク
⇒北鎮市人民政府(中国語)
建置遼代
使用状況北鎮市
北宋/遼山東県
南宋/金広寧県
元廃止
明広寧衛
清広寧県
中華民国広寧県
北鎮県(1914年)
満洲国北鎮県
現代北鎮県
北鎮満族自治県(1989年)
北寧市(1995年)
北鎮市(2006年)
表
話
編
歴
遼寧省の行政区画
省都:瀋陽市
副省級市
渾南区
和平区
瀋河区
大東区
皇姑区
于洪区
鉄西区
蘇家屯区
遼中区
瀋北新区
新民市
康平県
法庫県
大連市
西崗区
中山区
沙河口区
甘井子区
旅順口区
金州区
普蘭店区
瓦房店市
荘河市
長海県
地級市