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やノートページでの議論にご協力ください。北海道百年記念事業(ほっかいどうひゃくねんきねんじぎょう 英:HOKKAIDO CENTENNIAL)は、蝦夷地の北海道への改称と近代的開発の開始から1968年で100年を迎えることを記念して開催された事業。 1962年に北海道庁内に「開道百年記念事業準備委員会」を設置し検討を開始、1965年9月からは「開道百年記念事業協議会」にて基本構想の検討に入り、1966年3月に「北海道百年記念事業実行方針」を決定。先人の労苦の跡を道民が等しく記録し、次代を担う人々がこれを反省の資料として今後の北海道の開発発展に役立たせるべく開発の経緯と実績を回顧し開発の意義を国内外にアピールすることを目的として北海道庁が中心となり国・市町村・各種団体も協力し推進された。 1968年9月2日、札幌市円山陸上競技場で開催。皇族・閣僚・全道市町村長・開拓功労者の子孫ら特別参列者4,000人を含む約4万人が参列。
概要
テーマスローガン - 公募の上で木更津市の女性による「風雪百年輝く未来」をスローガンとし、「北海道百年」と合わせたレタリングは栗谷川健一が担当。
シンボルマーク - 19の正方形と中心に七光星を添えて北海道島の形状とレンガを積み重ねたイメージとし下部に「HOKKAIDO 1869-1968」のロゴを添え、配色はメインカラーの正方形を紺色・七光星を赤とした。またサブマークとして正方形を緑や金茶色にしたものや多色マークとして赤・青・緑を組み合わせたパターンも用意された。
記念祝典
構成
開会前
10:00:開門
13:30:音楽隊入場(吹奏楽団体・陸上自衛隊音楽隊・北海道警察音楽隊・高校生合唱隊1000人 合計1,600人)
航空自衛隊北部航空方面隊第2航空団 F-104J戦闘機慶祝飛行
祝典開会(14:00 - )
全道216市町村旗入場(青少年代表市町村毎に各4名)
北海道旗入場(青少年代表16名)
天皇・皇后臨席
式典(14:30 - )
開式の言葉(三枝三郎北海道副知事)
国歌斉唱・国旗道旗掲揚
町村金五北海道知事式辞
佐藤栄作総理祝辞
岩本政一北海道議会議長決意表明
青少年の誓い(青少年代表男女各1名)
天皇の言葉
町村道知事御礼言上・万歳三唱
鳩2500羽放鳥
「北海道賛歌」演奏合唱(吹奏楽隊600人・高校生合唱1000人)
閉式の言葉(三枝副知事)
祝典行事
ブルーインパルス曲技飛行
民謡踊り「郷土の香り」 - 札幌市内婦人団体・各種学校生徒ら2000人が沖揚げ音頭(ソーラン節)、北海音頭、江差餅つきばやし、北海盆唄など北海道民謡に合わせ踊る。
リズム遊戯「200年へのかけ橋」 - 幼稚園児・母親・保母ら2000人が動物をイメージした振り付けや北海道民のうたホームソング「むかしのむかし」などを踊る。
組体操「風雪百年」 - 中学生男女2300人が先人の労苦と成果を表現。男子は風雪を克服して伸びる不屈の力、女子は豊かな緑の喜びを表現。
集団バレエ「輝く未来」 - 男女高校生2,400人が北海道島の形状や「祝百年」の人文字、冬から秋へ移りゆく四季をイメージした振り付けを演じる。
音楽フィナーレ「躍進北海道」 - 小学生鼓笛隊の入場、「北」や北海道章の七光星の人文字、「われらが愛する北海道」の演奏に合わせた高校生の行進、道民のうた行進曲「光あふれて」の大合唱、ヘリコプターからの紙吹雪投下や地上での風船1万個の展開、花火400発を打ち上げ。
天皇・皇后退席
主な来賓
天皇・皇后
佐藤栄作(内閣総理大臣)
赤沢正道(自治大臣)
木村武雄(北海道開発庁長官)
小林武治(郵政大臣)
石井光次郎(衆議院議長)
重宗雄三(参議院議長)
横田正俊(最高裁判所長官)
宇佐美毅(宮内庁長官)
ウラル・アレクシス・ジョンソン(駐日アメリカ大使)
マルティン駐日アルゼンチン大使
安光鎬駐日韓国大使代理
野村義一(北海道ウタリ協会会長)
記念施設
野幌森林公園
北海道百年記念塔(2023年解体)
北海道開拓記念館(現:北海道博物館)
地方記念施設 - 道内14支庁毎に1施設ずつ設置。
石狩:千歳市立支笏湖青少年研修センター(2005年3月廃止)