北海道百名山
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北海道百名山(ほっかいどうひゃくめいざん)は『新版 北海道百名山』で選定されている北海道の名山百選である[1]。1993年に初版『北海道百名山』が刊行されていたが、新版で8座の入替えが行われた。また北海道新聞社による『北海道の百名山』もあり[2]、『新版 北海道百名山』と82座が重複する。 
目次

1 概要

2 北海道の山地・山脈

3 北海道百名山一覧

4 旧版北海道百名山

5 参考文献

6 関連項目

概要

北海道への入植の歴史は浅く、山岳修験の対象とはされてこなかったが、アイヌ人により神聖な山は「モイワ」や「カムイ」などの名称で呼ばれてきた。また「ヌプリ」や「シリ」はアイヌ語で高い山の意味をもつ。

寒冷地にあるため、北海道の山は2,000m級であっても、本州の中部山岳の3,000m級の山々の気象条件に近く、高山的な様相の山が多く見られる。礼文島根室半島は例外として、凡そ標高1,500m付近が森林限界となっており、本州中部山岳より概ね1,000m低い[3]。植物相は大半が本州や四国の亜高山帯に当たる針葉樹林帯に属し、エゾマツトドマツおよびダケカンバなどからなり、標高1,000m辺りからはハイマツなども見られる。針葉樹と広葉樹の混合林もよく発達している。ブナのような落葉広葉樹林渡島半島に限られる。

2,000mを超える山は石狩山地に集中し、広義の大雪山に相当し「北海道の屋根」とも呼ばれ、日高山脈では幌尻岳のみ2,000mを超える。活火山知床阿寒、石狩山地、支笏・洞爺、および渡島半島に分布し、日高山脈の成因は造山運動による[4]。活火山が多いため、豊富な温泉群に恵まれる。

深田久弥日本百名山は9座を数える。
北海道の山地・山脈

利尻・礼文

知床半島阿寒

北見山地

天塩山地

白糠丘陵

石狩山地

日高山脈

夕張山地

増毛山地

狩場山地

ニセコ連峰

支笏・洞爺

渡島半島

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北海道百名山一覧番号写真よみ山名所在地標高
〔m〕地理院地図
Googleマップ百名山・他備考
1れぶんだけ礼文岳宗谷管内490.0 ⇒地理院地図
Googleマップ 北緯45度22分21秒 東経141度00分57秒 / 北緯45.372520度 東経141.015803度 / 45.372520; 141.015803 (礼文岳)新日本百名山花の百名山新・花の百名山礼文島最北限・花の浮島
2りしりざん利尻山宗谷管内1,721 ⇒地理院地図
Googleマップ 北緯45度10分49秒 東経141度14分29秒 / 北緯45.180415度 東経141.241384度 / 45.180415; 141.241384 (利尻山)日本百名山新日本百名山花の百名山新・花の百名山利尻富士利尻島
3ぴっしりざんピッシリ山上川管内留萌管内1,031.5 ⇒地理院地図
Googleマップ 北緯44度21分20秒 東経142度01分55秒 / 北緯44.355624度 東経142.032063度 / 44.355624; 142.032063 (ピッシリ山)
4さんとうさん三頭山上川管内1,009.1 ⇒地理院地図
Googleマップ 北緯44度05分30秒 東経142度05分09秒 / 北緯44.091549度 東経142.085817度 / 44.091549; 142.085817 (三頭山)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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