北海道東海大学
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北海道東海大学
札幌キャンパス
画像は東海大学に統合後の2012年5月撮影
大学設置1977年
廃止2008年
学校種別私立
設置者学校法人東海大学
本部所在地北海道札幌市南区南沢5条1丁目1-1
キャンパス旭川(芸術工学部)
札幌(国際文化学部、工学部)
学部国際文化学部
工学部
芸術工学部
研究科国際地域学研究科
理工学研究科
芸術学研究科
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北海道東海大学(ほっかいどうとうかいだいがく、英語: Hokkaido Tokai University)は、北海道札幌市南区南沢5条1丁目1-1に本部を置いていた日本私立大学である。1977年に設置され、2008年に廃止された。大学の略称は北東大・道東海大。
概要
東海大学工学部札幌教養部

学校法人東海大学東京都渋谷区)が設置した、東海大学の系列校である。2008年4月に、東海大学、九州東海大学と統合され、東海大学が事実上の後身校となり、一部の学部・学科名称が変更された。

高度経済成長期になり、北海道各地で技術者養成の需要の増加から理工科系大学の誘致が盛んになり、工学部札幌教養部は1967年4月に開設された[1]。設置された学科は電気工学科、建築学科、土木工学科、通信工学科、電子工学科、動力機械工学科、生産機械工学科の7学科[2]であった。

1968年4月、海洋学部教養課程も併設され、設置された学科は海洋工学科、海洋土木工学科、水産学科の3学科であった[3]

教養部で2年間を過ごし、その後、湘南キャンパスへ移行する形式であった。2年間地元で生活することで、教育費の負担(下宿代等)を低減させるメリットがあった。

2010年、文部科学省に廃止認可される[4]

閉校後

札幌キャンパスは、東海大学札幌キャンパスとなり、東海大学国際文化学部と生物学部が置かれた。旭川キャンパスには東海大学芸術工学部が置かれたが、2016年にキャンパス閉鎖となった[5]。旭川キャンパスの土地・建物は旭川市に寄贈された[5]。2016年時点では殆どの建物は解体されていたが、まだグラウンドのほか芸術工学研究館と松前記念図書館等が残っていた[5]。旭川キャンパスの敷地は35000平方メートルであった[5]
沿革

1967年 東海大学札幌教養部開設(札幌市)

1972年 東海大学工芸短期大学開学(旭川市)

1977年 北海道東海大学開学(旭川市)・芸術工学部開設

1988年 国際文化学部・工学部開設(札幌市)

1999年 学校法人東海大学の3大学(北海道東海大学、東海大学、九州東海大学)により、学園内留学制度を開始

2002年 ラベンダー栽培発祥地に所在する、札幌キャンパスでは、ラベンダーキャンパス計画としてラベンダー栽培が開始される。

2003年 芸術工学部くらしデザイン学科(デザイン/アート/建築・まちづくりコース)開設(旭川市)、芸術工学部を改組

2004年 国際文化学部地域創造学科(地域づくり/健康・スポーツ/NPO・NGO/北欧・北方圏研究/アジア研究/アメリカ・ヨーロッパコース)、コミュニケーション学科(英語コミュニケーション/メディアコミュニケーションコース)開設(札幌市)、国際文化学部を改組

2008年 東海大学九州東海大学、北海道東海大学と統合し、東海大学に組織改編

2010年 文部科学省の廃止認可を受ける[4](廃止認可日は同年9月16日[6])。

学部・学科旭川キャンパス。画像は東海大学に統合後の2011年4月撮影
札幌キャンパス


国際文化学部

地域創造学科 ※2008年度入試より募集停止

コミュニケーション学科 ※2008年度入試より募集停止


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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