市立札幌藻岩高等学校(しりつさっぽろもいわこうとうがっこう、Shiritsu Sapporo Moiwa High School)は、北海道札幌市南区にある公立(市立)の高等学校。校訓は文武両道で、環境教育にも力を入れている。その例として近年ではラブアースクリーンアップin北海道などに参加。また、生徒会執行部ではインクカートリッジ里帰りプロジェクトに参加し、常時生徒や教職員から回収するなど、活発な活動が日々行われている。
2027年度に市立札幌啓北商業高等学校と統合再編されることになっている[1]。
沿革
1972年8月16日 - 市立高等学校を札幌市南区川沿町に設置することを決定する。
1972年9月20日 - 市立高等学校を昭和48年(1973年)度から札幌市立中央中学校を仮校舎として4学級で開校することに決定する。
1972年11月28日 - 新設する市立高等学校の校名を「北海道札幌藻岩高等学校」と決定する。
1973年2月16日 - 校章を決定する。
1973年4月1日 - 北海道札幌藻岩高等学校として開校。
1973年4月10日 - 開校式並びに第1回入学式を挙行する。
2003年9月19日 - 創立30周年記念式典を挙行する。
2018年4月1日 - 札幌市立学校設置条例が改正、施行され、市立札幌藻岩高等学校に改称。
2027年3月31日 - 同日付での廃校が決定しており、他校との統廃合を経て再編新設校となる予定[1]。
施設
本校舎
体育裏
格技室
グラウンド(陸上トラック、野球場、サッカーコート、テニス場、鉄棒広場)
駐車場
駐輪場
部局
生徒会執行部
放送局
新聞局
図書局
文化系部活
美術部
スピーチ・文芸部
華道部
茶道部
書道部
ユネスコ・ボランティア部
イラスト部
ホームサイエンス部
演劇部
写真部
フィールドサイエンス部
合唱部
体育系部活
柔道部
サッカー部
男子テニス部
女子テニス部
男子バドミントン部
女子バドミントン部
男子バスケットボール部
女子バスケットボール部
男子バレーボール部
女子バレーボール部
陸上部
剣道部
卓球部
野球部
ワンダーフォーゲル部
特徴
平成21年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(環境教育・普及啓発部門)[2]
さっぽろこども環境コンテスト2019参加
著名な出身者
政界
杉村太蔵(衆議院議員)- 1998年3月卒業[3]
財界
辻中雄二郎(まんだらけ代表取締役社長) - 1990年3月卒業
文化・芸能
大泉洋(俳優、タレント、TEAM NACS)- 1992年3月卒業
松原大典(声優、タレント、青二プロダクション)- 2003年3月卒業
梛野素子(スタントウーマン)- 1991年3月卒業
金田一仁志(タレント)
金井夕子(歌手)- 1977年3月卒業
やまだひさし(ラジオDJ、ナレーター)- 1985年3月卒業
渡邊晃一(美術家・福島大学教授)- 1985年3月卒業
菊地創(作曲家)- 1997年3月卒業 eufoniusのトラックメーカー
DICK(ミュージシャン、MONKEY MAJIK)- 1996年3月卒業
coba84(ミュージシャン)- 1999年3月卒業
谷本聡子(ピアニスト、札幌大谷短大教授)
青山千景(フリーアナウンサー、リポーター、観光活動家)
林家きよ彦(落語家)
放送
千葉朱里(現・松尾朱里)(北海道文化放送アナウンサー)- 1992年3月卒業
マスコミ
梯久美子(ノンフィクション作家)
樋口聡(文筆家)- 1981年3月卒業
スポーツ
武藤好貴(プロ野球選手、東北楽天ゴールデンイーグルス投手) - 2006年3月卒業
山崎まり(女子プロ野球選手、レイア、埼玉アストライア、兵庫ディオーネ、内野手)
東頭俊典(バスケットボール指導者)
川瀬浩太(プロサッカー選手)
高嶺朋樹(プロサッカー選手、柏レイソルMF)
松永宏信(プロボクサー)
出典[脚注の使い方]^ a b “藻岩高と啓北商業高 27年度に統合 地域住民「跡地活用を」”. 北海道新聞 (2022年3月8日). 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月9日閲覧。
^ “平成21年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰について(お知らせ)”. 環境省. 環境省 (2009年11月26日). 2018年12月27日閲覧。
^ 「杉村太蔵 高校時代に教育実習で来た先生が有名俳優になったと明かす「僕の先輩なんです」」『Sponichi Annex』、2024年3月24日。2024年3月26日閲覧。オリジナルの2024年3月26日時点におけるアーカイブ。
関連項目
北海道高等学校一覧
君住む街へ
外部リンク
市立札幌藻岩高等学校